1月19日(木)
今朝のNHKニュース。
韓国・麗水で開かれる国際博覧会の日本館サポーターにSMAPの草なぎ君らが決定、と報じてた。
その草なぎ君が「一生懸命頑張っている日本の姿を世界の人に発信できたら、いいな」と一言。
「あ~、まただ」と思った。
「~~できたら、いいな(いいかも)」という表現がこのごろ、やけに耳に響くのだ。
 
例えば、ライブをしている学生バンドのMCが「皆さんに楽しんでもらえば、いいな」。
プロ野球選手がインタビューに答えて「これからもチームに貢献できたら、いいな」。
新成人が「社会に少しでも役立てたら、いいな」。
「楽しんでもらいたい」「貢献したい」「役立ちたい」ではないか、と思う。
少なくとも、自分ならそういうだろう。以前はそれが普通の言い方だったはずだ。
「~~できたら、いいな」という持って回ったような言い方がやたらと増えている気がする。
 
「~~したい」という直接的な言い方だと、実現できない空公約に終わったときに笑われるかも、かっこ悪いかも……。
そんな自己防衛本能が働いているのではないか、といわゆるコメンテーターなら分析するかもしれない。