スタート直後はいきなりの上り坂。

青葉の茂る山を眺めながら駆け上る。

さすがに、まだ元気十分だ。

山中とはいえ舗装された道がしばらく続く。

すぐに京都市に入った。

杉並木の中で森林浴気分。

6kmほど走ってエイドに到着。

飲み物、果物、漬物、おにぎり、パンなど盛り沢山。

早朝に小浜を出発した本鯖ランナーも合流し、にぎやか。

昆布と梅干のおにぎりをいただく。

おいしかった。

走り始めたばかりだが、11時過ぎで昼時。

本鯖ランナーは既に30km以上走っている。

山の中に突然、道標が現れる。

古道の雰囲気を味わう。

ご馳走の後は、頑張り時。

山登りの時間になった。

石でゴツゴツし、しかも狭くて坂。

一列になって歩く。

道をふさぐ倒木を慎重に乗り越える。

道中で多くの倒木を目にした。

昨年秋の台風の影響だろうか。

大阪城でも、つい最近まで倒木が残っていた。

山の斜面を斜めに上る。

頂上に向かって行列が幾重にも続く。

見上げるたびに「まだまだ続く」とがっかり。

歩いて上るのも大変な道が続く。

山越えする800m級の山二つは前半に集中。

勾配が急な上、足元が不安定なため上りは専ら歩き。

マラソンで歩くとやましいものだが、

今回ばかりは正々堂々と歩いた。

エイドで小休止。

冷たいコーラがうれしい。

このエイドの冷やし飴は名物らしいが、

残念ながら売り切れだった。

雨降りでもないが、水にぬかるんだ道も。

トレランシューズを履いていって良かった。

見事にひっくり返った大木の脇を上る。

いつまで坂が続くのか、とため息。

22kmほど過ぎてエイドに到着。

ようやく半分を過ぎたと一安心。

山登りもここまでと聞いてほっとする。

このエイドでも色々おもてなしを受けたが、

ピカ一は冷やしそうめん。

「お代わりどうぞ」の声に遠慮を忘れお代わりを繰り返す。

とても、美味しかった。

 

◇続く◇