初回公開:2026年9月12日
4年に一度のモータースポーツ国別対抗世界大会
サッカーにはワールドカップがある。
オリンピックも国や地域を代表して競う。
だったらモータースポーツにも、4年に一度、国の代表同士で本気で競う世界大会があったら面白いんじゃないか。
メーカー対抗ではなく、国別対抗
例えば日本代表なら、トヨタ対ホンダではありません。
トヨタもホンダも、タイヤメーカーも、電機メーカーも、部品メーカーも、普段はライバルの技術者たちが「TEAM JAPAN」として一つになる。
そこに日本を代表するドライバーが乗る。
イタリア、ドイツ、イギリス、フランス、アメリカ……各国も同じように、自国のドライバーと自動車産業の力を集めて参戦する。
10~12か国程度、各国2台くらいでグリッドを作ったら、それだけでもかなり面白い大会になる。
もちろん主役はモータースポーツ。
速いドライバーがいて、速いマシンを作り、チームが戦略を考え、最後はコース上で勝負する。
ただしメーカー単位ではなく、国を代表して戦う。
それだけで、今あるどのカテゴリーとも違うモータースポーツになると思う。
マシンまで同じにしなくてもいい
さらに面白くするなら、全チームが同じ方式のマシンを作る必要もない。
ガソリンエンジンでも、ハイブリッドでも、EVでも、水素でもいい。
細かな技術方式を決めてしまうのではなく、使用できるエネルギー量やCO2排出量、コスト、安全性など、共通の条件を決める。
その中で、
「どうすれば一番速く走れるか?」
を各国が考える。
日本はこの方式、ドイツは別の方式、アメリカはまた違う方式を選ぶかもしれない。
そして最後は同じコースで競争する。
これはレースとしても面白いし、各国の技術思想の違いを見る場としても面白い。
開催国も4年ごとに変える
せっかく4年に一度なら、開催国も毎回変えたい。
日本大会なら鈴鹿や富士を使う。あるいはサーキットだけではなく、市街地や新しいモビリティ開発地域などを組み合わせた、例えばウーブン・シティーと富士スピードウェイのハイブリッドコースなども面白い。
次はイタリア、その次はイギリス、アメリカ……。
オリンピックやワールドカップのように、「次のNations Cupはどこの国でやるんだ?」というところから楽しめる大会にする。
開催国にとっても、レースだけでなく観光や産業、技術展示などを含めた大きなイベントとして期待できる。
まずは「こんなのあったら面白くない?」から
考えていくと、技術開発や技術者育成、産業振興、観光、カーボンニュートラル技術の実証など、いろいろな可能性がある。
でも、この構想の最初の目的はもっと単純。
4年に一度、世界各国が本気でモータースポーツの国別対抗戦をやったら面白くない?
日本代表のマシンを日本人ドライバーが走らせて、イタリア代表、ドイツ代表、イギリス代表、アメリカ代表と戦う。
そんなレースがあったら、見てみたくないですか?
