淡雪恋
キュウリの漬け物完成。なかなかいける。教わって良かった💟夏が終わりに近づくと思い出します。もう、10年以上前。病床の父が思い詰めたようではなく、ごくごく当然のように私に頼みごとをした。密かにではなく、母の介護を受けながら、堂々と語るのである。「伊那に初恋のひとがいる。住所調べて西瓜🍉を送って欲しい。」えっ?何てことを宣うのだ。母の気持ちはどうなのよ。いくら温厚で優しい母だってそりゃ面白くないわ。例え見合いで結婚したからってずっとずっと側にいて支えたきた母を大切に思ってないのか?呆れた(-.-)。開いた口があきっぱなし。父にとって母はこの時、妻を超えて母親か、女神様のような存在だったのだろうか?もちろん最初は拒んだ。しかし、父も粘る。父の寿命が尽きる前にその願いを叶えてあげたほうが、良いのかとシブシブ承知した。父の記憶に基づき、私は片っ端から電話を掛けた。何軒か目に当たりがあった。息子さんだったか、甥っ子さんだったか私の記憶も朧気になってますが、その女性は数年前に他界されたとのこと。電話の結果を父に伝えたら頷いていた。子供の頃、父が見せてくれた浅黄色のリリアンで編まれた御守りを思い出した。「これ、なに?」「これは兵隊に行くときに貰った御守りだ。」たぶん、この御守りを作ってくださった女性なのではないかと私は推測する。もし、戦争がなければ二人の人生も違う方向に進んだかもしれないし、私も存在して居なかったことになる。初恋を子供に堂々と語った父はそれが自分の通過駅であったことを良く分かっていた。やっぱり終着駅は母だった。私は初恋は心に秘めておいた方が美しいままでよいと思っておりますにゃん。。。✴️。。。✴️。。。✴️あなたに💟ありがとう💟