バスタオル | インチキクラシックカー生活

インチキクラシックカー生活

旧い車やバイクが好きで、我が家で乗っている550スパイダー・ジープ・ミニ・ハーレーやVESPAなどのイベントや日々の生活を紹介いたします。
JOHNSONSというクラシックバイク専門店をやっています。

皆様、バスタオルは何日使いますか?

「えっ、何日ってどういうこと?1回使ったら洗うでしょ!」

「だって股座拭いたところがわからなくなって、そこで顔拭いちゃうかもしれないじゃん!」

って人もいますよね。

うちは2~3日使っちゃいます(汗)

だってお風呂の後に拭くだけだし

ひとり1枚づつ使っているので大丈夫だと私は思っているのですが・・・・

何故か私が使ったバスタオルだけガサガサしてきます。

タオルによっては1日で雑巾みたいなニオイがするものもある(涙)

何故だ!


私、ニオイに敏感なのです。






もう10年前の話なのだが

那須に仲間5人で旅行に行った。

あれは8月10日、夏真っ盛りの暑い日だった・・・


皆は車だが、私はひとりバイクで行くことになった。

どうしてもバイクに乗りたかったのだ。



朝9時に東北自動車道・羽生SAに集合した。



私意外は都内在住で車1台に乗り合い、すでに旅行気分は高まっているようだ。

私も皆の顔を見て、テンションが上がってきた。

今後のルートスケジュールを話し合い、次は上河内サービスエリアで落ち合うことを確認し仲間と別れた。





高速道路は渋滞するほどではなかったが、さすがにお盆中 割と車が走っていた。

私のバイクは69年製ということもあるが、スピードはあまり出ない。

このぐらいの流れのほうが都合がいいのだ。




しかし暑い日だ。

30度以上は確実だな。




私はTシャツにジーンズというかなり軽装でバイクに乗っていた。

バイクで走っているとはいえ、アスファルトの上は熱風に近い・・・

直射日光は肌をジリジリと焼いていた・・・・・


しかし、バイクで走るのは気持ちいい。


ひとりで走っているのは少々寂しい気もするが、バイクは所詮一人で乗っていることが普通だし、話なんて出来ないしね。



山間部が近づくと空気が清清しく感じてきた。

そして待ち合わせの上河内サービスエリアに着いた。


仲間は先に着いていたようで、二輪駐車場の前で待っていてくれた。

喉の渇きを癒し、仲間と他愛無い話で盛り上がった。




私はバイクにガソリンを入れ、また仲間と別れ走り出した。



栃木県に入っていることもあり、東北道は空いていた。

やはり避暑地だけあって空気が気持ちいい。

私はのんびり80キロ程度で走っていた。





その時だった・・・・





バイク後部に衝撃が走った・・・・

そして後輪が滑り出したのだ!


追突されたのだろうか?




のんびり走っていたとはいえ80キロは出ている。



「死ぬかも・・・」

一瞬でその言葉が頭をよぎった。


足を着くにはスピードが出過ぎている・・・・

横滑りをするのを必死で堪えた。


「死ぬかも・・・」



その後の記憶は無い・・・・・








数秒の出来事だったのだろうが30秒ぐらいには感じた。


「死んだのか?」



・・・・・




私は意識を取り戻した。

徐々に目の前が明るくなった。



「生きてる・・・」


が、体が全然動かない。



「どうなったんだ・・・」



かろうじて首が動いた。


体の異常を確認しようと体を見たが左腕が見えない。


「くそっ、腕がもげたのか」


だんだん体の感覚が戻ってきた。







左腕はあった。

背中側に回り込んでいて見えなかっただけだった。

「よかった・・・」








必死に滑るバイクを立て直そうとしたが、転倒してしまったようだ。

私は道路脇のガードレールがわりのワイヤーに引っかかっていた。


Tシャツにジーンズという軽装で走っていた私の体はボロ雑巾のようになっていた。

靴も脱げて靴下が破れ指が見えていた。



顔を触ると血がべっとりと着いた。


そして後頭部を触ってみて驚いた。

「グチャグチャしてる・・・・」



その時、1台の車が止まってくれ救急車を呼んでくれた。

帰省中だろうか?

年配の家族が私を快方してくれた。



顔があまりに酷かったのだろう。

奥さんらしき人が顔にハンカチをかけてくれた。



「このまま死ぬかもしれないな・・・・」




興奮しているせいか、何故か痛くはない・・・



横を走る高速道路は私の事故のせいで大渋滞になっていた。

そのせいもあり救急車は全然来なかった。


15分は経っただろうか、サイレンが近づいてくるのが聞こえた・・・・









運良く私は助かった。

どれだけアスファルトを転がったのかは解らないが、全身が傷だらけだ。

幸いなことに頭蓋骨がひび割れた以外、骨に異常は無かった。







それから長い入院生活が始まった。

治療も1週間を過ぎ、だいぶ元気が出来きた頃

友人がお見舞いに来てくれた。


その時、友人がグレープ味のグミを食べこう言った。

「うわぁ、このグミすげぇ臭い」


「ちょっとニオイ嗅がせて」

私はグミの袋を手に取りニオイを嗅いでみた。


すると全くニオイがしないのだ。

私は驚き、そのことを担当医に伝えた。


臭いというものは臭いがあるから感じるが、臭いがしないと すんだ空気の中にいるとしか感じない。

臭いがしないことに全然気付かない。

そう考えると病院にいるのにクレゾールの臭いがしなかった。





診断の結果

「事故の衝撃で脳が動き、嗅覚神経が全部切れてしまった」

ということだ。

しかも8割9割直らないと言われてしまった。






私は事故により、五感のひとつ「嗅覚」を失ってしまった。



そして嗅覚を失うと味覚も失ってしまうのだ。



皆さんも経験があるだろう。

風邪をひいたときに味がしなくなることを。




それから月日が流れ、幸いにも嗅覚は8割9割戻ってきた。

神経の全ては切れていなかったのだろう。

その繋がっていた一部が発達したに違いない。

人間って凄いな。






話は超長くなってしまいましたが、そんなことがあり 私は臭いに敏感なのです。

いやっ、臭いに敏感なのではなく、ホントはどんな臭いがしているのか敏感になってしまっているのです!



だからバスタオルは臭ったら洗おう!





事故の原因はというと

長時間の高速走行の振動でリアフェンダーを止めているボルトが緩み、タイヤの下にフェンダーが巻き込んでしまったことによる。

バイクは私の体と同じようにボロボロになったが、直して今も乗っています。

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ホントはうどんネタを書こうと思ったのですが、前ふりが長くなりすぎたので、うどんは次に・・・