皆さま、こんにちは!

OVERHEAT THE RAINBOW の なかちゃんです☆彡

 

 

 

配信動画、夏目漱石「永日小品」

 

六回目「下宿」

アップしました!

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=fum-iEA07RA

 

 

 

 

“始めて下宿をしたのは北の高台である”

 

との書き出しで始まるこの小品。

 

 

漱石ロンドン留学時代、

明治33年(1900年)からの二年間。

 

33歳で英国の地を踏み

世にも耐え難いこの “不愉快な” 体験から

 

時を経て・・・

 

漱石42歳。

朝日新聞連載「永日小品」の第6回として

 

語られる。

 

 

 

日本での転居も頻繁であった漱石先生。

 

遠い外国の彼の地、ロンドン滞在中も

真の居場所、居心地の良さを求めて、転々とし・・・

 

 

とうとう、望みの大家さん像を掲げて

自ら新聞に公告を出すまでに!

 

 

この小品で描かれている「下宿」は、

当時の新聞「デイリー・テレグラフ」の貸家広告を見て探し出した模様。

 

(シャーロック・ホームズの冒険「パーティントン設計書」でも重要な手掛かりとなる、あの・・・!)

 

 

 

下宿先の主人は、

ロンドンでも有名な仕立て屋を経営しており、

漱石が下宿した中では最も経済的に豊かであった模様。

 

しかし、その家庭の雰囲気は・・・

 

 

 

“一ヶ月の後自分はこの下宿を去った”

 

クリスマス・イブ。

引き留める女主人を振り切り、

漱石は、北の下宿を後にして

南の方へと移り行く。

 

 

 

英国での葛藤。

日本人としての肩身の狭さ。

プライド。

国際情勢。

 

不屈の精神は苦悶、憂悶に耐えながら

何を見聞きし、感じ、考えたのか。

 

 

その誘われ行き着く世界に

我々も

少しの勇気でも持って

 

飛び込んでみよう。

 

 

さあ、皆さんも、ご一緒に・・・

 

 

 

byなかちゃん