模倣品や偽ブランド品がインターネットオークションに出品されることを防ぐため、政府はオークション事業者の責任について定めたプロバイダー責任制限法を改正する方針を固めた。

 商標権などを持つ企業の申し出があれば、オークション事業者がサイトから商品をすばやく削除できるようにする。

 偽物と知らずに落札する被害が増えていることから、偽ブランド品のネット流通に歯止めをかける。政府は法改正を2007年にまとめる知的財産推進計画の柱に据え、08年の通常国会での改正を目指す。

 現行法では、まねされた企業が偽物を見つけ、オークション事業者に通報すると、事業者が通報の内容通りかどうかを確かめることになっている。確認に手間がかかるため、偽物の疑いがある商品が落札され、流通してしまう恐れがあった