意識調査:シートベルト、10~20歳代の非着用率58% 県警が啓発活動へ

◇県警「命守る理解を」
 県警はドライバーのシートベルト着用についての意識調査を実施した。10~20歳代の非着用率の多さが目立ったことから、今後、若者を対象にした啓発活動を展開する方針。
 県警がシートベルト着用について大規模な調査を実施したのは初めて。昨年10月に実施した全国一斉の調査では、県内の着用率は88・8%。全国平均92・4%を下回り、全国ワースト5位だった。このためドライバーの考え方を探ろうと、7月から8月にかけ、運転免許センターや県内12署を訪れた約7000人を対象に無記名のアンケートを実施した。
 「シートベルト着用状況」についての質問は、「必ず着用」「ほぼ着用」と回答したのは88・6%だった。一方、「あまり着用しない」「全く着用しない」は4・1%だった。
 「非着用」と回答した人(計274人)を年齢別に分けると、10~20代が159人で58%、30代が63人で23%、40代が25人で9%と、若い世代の非着用率の高さが目立った。
 着用しない理由については、「運転しにくい」(55・7%)や「面倒くさい」(52・3%)などが上位。
 シートベルト着用効果について、97・1%が「事故の時に死傷することが少なくなる」と認識。昨年の四輪乗車中の事故死者28人のうち、非着用者は20人だった。非着用者の約半数以上が着用していれば助かった可能性があることについて、58・5%の人が「知らなかった」とした。
 県警交通企画課によると、今年の事故死者数26人中(9月末)、非着用は17人だった。このうち11人が着用していれば助かった可能性があるという分析結果が出ている。
 同課は「シートベルトは自分の命を守ってくれるものだという意識を、ドライバーの皆さんに持ってほしい」と話している