消費者金融、「灰色金利」の残高11兆円 金融庁は1日、2005年度分の貸金業者関係統計資料を公表した。今回の公表分から消費者向け無担保融資について、貸付金利別の件数、残高が初めて明らかにされた。  利息制限法の上限である20%を超え、出資法の上限金利(29・2%)までの間のグレーゾーン(灰色)金利帯での貸付件数は、4714万件で76・0%を占め、残高も11兆4095億円で73・2%を占め、件数、残高とも7割を超えていた。  貸金業規制法は今臨時国会で改正され、灰色金利は3年後をめどに廃止されるが、貸金業者が灰色金利帯の高利で貸し付けを行っている実態が改めて浮き彫りになった。  利息制限法の上限金利は元本ごとに20%、18%、15%と3段階に分かれている。このため、灰色金利帯での貸し付け割合はさらに高いとみられる。