KOICA CTSプログラムが開始しました。

2019年6月まで、韓国国際協力団(KOICA)との協定を完了し、カンボジアの盲学校の状況を確認するため、オーバーフローのキムはカンボジアに行ってきました。

 

思ったよりプノンペンは暑かったけど、なにか平和な感じです。

 

ここは、今回の出張の目的地であるクルシャ・ティメイ(Krousar Themy)盲学校です。

Krousar Themy盲学校は、カンボジアの視覚障害児童の学習のため、ヨーロッパの様々な国からの支援で設立された盲学校です。

プノンペンから始まり、今はカンボジアで5校が運営されています。

 

 

学校の先生と色々な話をしましたが、現在の主な問題は以下のように要約できます。

 

1.点字用紙の購入するのが難しい。

点字用紙は、授業のためには必修でありますが、学校の予算や現地での調達が難しいという理由で点字用紙がいつも足りないということでした。

2.点字器の品質が良くない

しかも、点字器自体も品質が低いため、何かを書く途中で、壊れる時もあるようです。

 

では、うちから開発するバーサースレートが最終生産できれば、Krousar Themy盲学校の学生にも役に立つ可能性は高いと判断しました。

今回の相談の後、オーバーフローはKrousar Themy盲学校との協力するように協定をすると約束をしました。

その協力のないようは、以下のようです。

 

1.オーバーフローは学習能率を実際に向上させるのができる製品を作って、生産された製品をKrousar Themy盲学校へ寄附する。

2.Krousar Themy盲学校の先生は、完成度の高い製品ができるよう、アイディア提供または学生テストなどのサポートをする。

3.テストの後、先生または学生が参加したインタビューを行う。

 

相談の後、オーバーフローのキムは本当に会いたかった人に出会いをしました。

その名は、ファラ・ヌアン(Phalla Neang)先生!

 

 

ファラ先生は、カンボジアの視覚障害児童の教育のために30年以上を貢献した素晴らしい先生です。
 

先生が教育を始まった1980年代までは、カンボジアでは仏教の影響で、「目が見えないことは前世の悪行が原因だ。」という、とんでもない認識があって、目が不自由な人は生まれた瞬間から隠されえて済んだようです。

しかし、ファラ先生は、目が不自由な児童もこういう認識は間違ったと思ってカンボジアで最初の特殊教師になって、カンボジア人の認識を変化させるような活動を30年以上続けて、2016年は教育系のノーベル賞と言われるグローバル・ティーチャー賞も受賞しました。

 

ファラ先生は、Krousar Themy盲学校でも学生に教育を行って、今はカンボジアの教育部で勤務中ですが、仕事のためKrousar Themy盲学校にいらして、偶然にオーバーフローのキムも先生に会うことができました。

 

 

初の出張から色んなことを経験して、楽しいでした。

 

では、これからは学校との協力で製品のデザイン、設計、モックアップ製作します!