シンガーソングライターJ 編 1 (アルコール依存症) | ソロミュージシャンJのネットで曲紹介!

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(療養生活).....帰郷してしばらくの間、療養生活とは名ばかりの本格的な(アルコール依存症)の猛威にさらされる事になる!帰郷したての頃は、(アルコール依存症とうつ病編)でも語った通り、まったく(壊れた人形)のごとく気力がなく、故郷に帰って来たと言う実感すらなかった!
ただ(自己嫌悪)だけが、常に付きまとっていて、そのつど(眠りの世界)に逃避していた!
本来なら(両親)に対して感謝の気持ちを持って当然なのだが、どうしてもそのような気持ちにもなれずに、(生きてて死んでる)まさに(壊れた人形)そのものであった!
ここで話しが変わるが、(壊れた人形)と言う表現を随所に語っている事にお気づきだろうか、まだ先の話になるが、後に本編のタイトル(シンガーソングライターJ)として(BROKEN DOLL)と言うCDを出す事になるのだが、まさにこの頃の事を物語っている!しかし時間がたつにつれ次第に体力が戻り、(酒)と言う物への(執着)が頭を支配して行く......
この当時の気持ちを語ると、(東京に敗れた負け犬!)と言う感情が常にあり、それを誤魔化す為にも
(酒)が必要不可欠な物であった!以前は(衰弱)しきってまったく物事を考える力が無かったのだが、うつ病と診断されて移行、うつの薬を処方されて飲むようになってから次第に東京での自分に対する(嫌悪感)が募り全てを忘れたいが為、再び(酒)に浸るようになる!
当然(両親達)もJが(酒)に対して病的な飲み方をしている事に気づいておらず、(療養生活)とは称していても、(酒)を飲む事は許されていた!そこに来て(親父)も大の酒好きと言う事もあり、ある日には、逆にJを少しでも元気ずけようと、(親父)の行き着けの(スナック)に一緒に連れて行ってもらったりもした!(酒)を飲む事によって塞ぎがちな気持ちが一気に解消されるので、(親父)が家で飲む為に買ってあった(酒)も心置きなく飲めた!しかし(この当時は実家にある県立病院に一人で通院していた!)ある日病院に診察に出掛けた時についに(宣告)される事になる!
(アルコール依存症)........
酒臭かったせいもあったのだろう、(アルコール依存症)の疑いがあると睨んだ先生は1枚の用紙をJに渡した!それは(アルコール依存症)と言う病気を判断する為のチェック用紙であった!
(あなたは1日にお酒をどの位飲みますか?)(お酒はどういった物を飲んでいますか?)
(手が震えたりしませんか?)(朝から飲む事はありますか?)(飲んだ翌朝、昨日の記憶を正確に覚えていますか?)上げれば切が無いのだが、このような(質問)がびっしりと書かれていた!
当然殆んどの項目に当てはまっており、そこで初めて(アルコール依存症)と診断されたのである!
先生が言うにはとにかく(お酒を飲む事は止めてください!)との事だった!(ショック)だった!
唯一の友達に裏切られた気分だった!(酒)だけはJを嫌な気持ちから救ってくれる唯一の(友達)のような存在だった為、かなり落ち込んだのと同時に(一生飲んではならない!)と言うこの病気にかかってしまったと言う(現実)に言い知れぬ(不安感)にも苛まれた!(アルコール依存症)と言う病気は(自分が認めるか認めないか)が第一の回復に繋がるポイントでこの時は(認めていなかった!)
むしろ認めたくなかった!この当時思った事と言えばこの(事実)を知っているのは、Jと先生以外誰も知らない事だと思った!つまり先生に診察を受ける際には(嘘)をつけば良い!あとは自分以外誰も知らないのだから....... (嘘)につづく!