こんにちは、たくろーです。

今回は、子供に「自分は勉強好きなんだ」と思わせて、
自然と勉強する子供にしてしまうテクニック
を紹介します。


このテクニックをマスターしてくれれば、
お子さんを、あなたの望む姿に
どんどん近づけることができます。



逆に、このテクニックを知らなければ、
望まない姿にお子さんを知らず知らず
近づけてしまうかもしれません。


あなたのやってほしいこととは、全部逆のことをやり、
あなたの神経をひたすら逆撫でするようなことになりかねません。

しっかりと、ここでお教えするテクニックを
読んで理解していただきたいと思います。


さて、

よく、長男はしっかりものと言われますよね。
実際、長男はしっかりものであるケースがほとんどです。

さて、これは何故なのでしょうか?

これは、「長男だからしっかりしているね」
と周りの大人に言われて育つからです。



あなたは『ピグマリオン効果』というものを知っていますか?


ピグマリオン効果とは、心理学の用語で、
「人は期待された通りに結果を出す傾向がある」という現象のことです。


例えば、「あなたってテニスが得意だよね」と言われると、
言われた側はテニスがそれだけで上手になっていく可能性が高いのです。


他人からの評価は、言われた側に大きな影響を与えます。
「デキる男」と言われるビジネスマンは、
仕事がデキるから『デキる男』と言われるのではなく、
『デキる男』と言われるから仕事がデキるのです。


さて、このピグマリオン効果を子供の教育に使わない手はありません。


「あなたは毎日勉強してるから頑張りやさんだね。偉いわね」


と言えば、事実がどうであれ、
子供は「えっ、僕ってそうなのかな?」と思って、
そのイメージを壊さないように子供は行動するようになります。


つまり、好ましいイメージ通りに子供を褒めれば、
子供はそのイメージにどんどん近づいていくのです。



特に、具体的な言い方の方が効果があります。
「あなたはデキる子だね」と褒めても言われた側はイメージできません。


「算数がとても得意で、計算ミスしないとても賢い子」
という風に言えば、算数のテストでは、計算ミスをしないよう、
慎重に問題を解いたり、見直しをするようになります。


ただ、世の親御さんはこの逆をやっているケースが非常~に多いです。

「あなたは賢くないんだからもっと頑張らなきゃダメじゃない!」
「もう、いつもあなたは遊んでばかりなんだから!」
「本当にダメな子ね」


感情にかませて発言すると、
このようなマイナスの言葉を投げかけてしまうことが多いのです。

マイナスの言葉を繰り返し投げかけると、
「お前には期待していない」というイメージが伝わり、
人はどんどんやる気を失い、ダメな方に近づいていってしまいます。


これを『ゴーレム効果』と言います。


会社でよく見られる現象です。

部下を潰してしまう上司は、
部下に対してマイナスの言葉を繰り返し、
ゴーレム効果によりやる気を失わせ、能力を下げてしまうのです。


このゴーレム効果を与えないよう、
お子さんに対する評価の言葉には細心の注意をしてください。


以上がお子さんに「自分は勉強できるんだ」
と勘違いさせる方法でした。


この方法をマスターしてくれれば、
お子さんの姿をどんどん理想に近づけることができます。

いつまでもダラダラして勉強しない姿を見る必要はもうありません。

すぐできることなので、早速試してくださいね。