息子は、飲み薬の提案に乗り気です。


「ぼく、その飲み薬、効く気がするウシシ」と言っています。


でも、デスモイドの専門医の先生が抗がん剤治療を勧めているので、その治療で進めていこうと思います。そのことを息子にも話しました。がっかりしていました。そりゃそうだと思います。


抗がん剤治療がどのようなものかは正確には分かっていないと思いますが、簡単には説明しています。それを覚悟していたところに、薬を飲むだけでいいって話があれば、期待してしまうのも当然です。


でも、やっぱり専門の先生がおっしゃる抗がん剤治療をしていきたいと思っていることを息子には伝えました。


通院のことを考え名古屋大学での治療を断念し、隣県の医大で治療を受けられるようにこれまで動いてきましたが、なかなかこちらの想いが伝わらず、まだ治療すら受けられていない現状があり、名古屋大学まで通院する覚悟を決めました。


名古屋大学までは、電車や新幹線を乗り継ぎ片道4時間ほどかかります。抗がん剤治療の副作用に苦しむ息子を連れて、2週間に1度の抗がん剤治療のための通院が可能なのかどうか分かりません。具体的に治療の話になれば、2週間に1度の通院で済まないことだってあるかもしれません。息子と二人、名古屋大学の近くに引越しする選択も頭の片隅にはあります。


こんなことなら、名古屋大学に2月4日に受診した際に、治療をお願いしますと心を決めておけば良かった。


現在、名古屋大学の方へ現状を伝え、専門医がどのような判断をしてくださるのか問い合わせ中です。


一番の理想は、名古屋大学の専門医に紹介してもらった隣県の医大の医師に主治医となってもらい、名古屋大学の専門医が提案する抗がん剤治療を隣県の医大で受けられることです。ですが、これまで書いてきたように、そうではない医師に、その医師が考える治療へと進んでいきそうなため、このままの状態であれば、名古屋大学でその専門医の治療を受けたいと伝えてもらっています。


専門医の外来が火曜日ですので、来週の火曜日でなければお返事がいただけないかもしれません。  


明日隣県の医大の小児科を受診するようになっていますが、無駄足になると思うので一旦受診を見送ります。


どうか、前向きな返事がいただけますように。