今回は巻真のジョイント部分の製作なんですが、これがまた細かい!!
旋盤という機会を使用して作業していきます。
まずはコレ!

この0.88mmの棒に0.8mmの穴をあけるという作業です。
しかも穴をあけた後にネジ山を作ることを想定して穴をあけます!
(ネジ山を作ると筒の中で0.8mmより少し穴が広くなります)
ここで旋盤登場!!

細かすぎてちょっとブレてますが、ドリルで棒に穴をあけます....
さらにそこに自作したネジ(オス)をねじ込みます!
オスを製作するときも、普通のステンレスの棒を削ってネジを作ります。

後は適当な長さにカットして巻真にとり付けます

今回製作したのは巻真とリューズをくっつける部分です。
(画像の赤丸の部分)
巻真1本を製作するとお値段が上がってしまいますが、利用できる部分は利用し、ジョイントで済ませれば修理価格を多少おさえることができます!!
(状態によっては再利用不可能な場合もありますが.....)
もし時計の調子が悪い・メンテナンスしたい等あればOverCoilにおまかせ下さい!!
時計とお客様にとって最善の方法で修理させていただきます。
時計修理専門店 OverCoil


