時計の天敵と言えば、
水

でも実は時計修理業をやっていて、再修理では一番多いのが
『磁気帯』
確かに時計が水没たら焦る人が大半だと思います。
水に浸かった瞬間を見逃しても後から「なんか濡れてるな、、、」
って具合に分かりやすいのですが、磁気帯は結構見逃されやすいのです。
いつのまに

て感じなんですが、時計の外見は何ら正常で時間の動きだけがおかしいので、機械の故障かな?
と思われてしまいます

(まぁ磁気帯も機械の故障みたいなものですが)
なので磁気帯に関しては日頃の注意が必要です

磁気帯ってのは簡単に言えば、時計の金属パーツ(ほぼ金属ですが)が何らかの原因で磁気を帯びてしまい、磁石みたいにくっついてしまうようになってしまうことです。
(ざっくりで申し訳ないです

)
この何らかの原因っていうのは、携帯電話やスピーカー、テレビ、パソコンなどの電化製品から磁気をもらってしまうということです。
時計のパーツはものすごい小さいので、磁気なんか帯びてしまったら、狂ったり、止まったりしてしまうわけです。

上の画像を見ていただければその小ささが分かると思います

(当店事務所、工房ともに禁煙ですのでご安心下さい)
磁気帯を詳しく説明するとサイトが一つ出来てしまうくらいの情報がありますので、ここでは保管における注意点だけ記載しておきます。
時計は電気製品から5cmは離しておく。
バッグに携帯と一緒に入れると危険です。
また、バッグにマグネットがついている場合、バッグからの時計の出し入れは要注意注意です。
(マグネットは磁気が強いです)
時計が磁気を帯びるのは一瞬です

時計の様子がおかしいなと思ったら
時計修理専門店OverCoilまでご相談下さい。