警視庁情報管シリーズの文庫版最新作です。
大型詐欺事件の「トリックスター」から半年後、情報室室長黒田が暴力団の組長を入国禁止のはずのハワイで偶然目撃するところから始まり米国・フィリピン・中国が絡む大きな臓器売買ネットワークを情報室が嗅ぎあて検挙すると映画さながらの話でしたが妙に現実めいていてゾッとしました。

警視庁公安部出身の作者が書く作品なので警察組織のコアな部分まで描かれていて毎回興味深く読んでいます。