先週、「郷土を知る」会の皆さんと一緒に楽しんで来た遠州森町。(その1はこちらから(* 'ω')ノ)
小國神社の次は大洞院(曹洞宗)へ。
こちらは遠州三十三観音札書巡り・第二番とのことです。
もみじが多く、紅葉の時期は美しいときいていましたが、本当にきれいでした
入り口すぐに川があり、そこに龍門橋という朱塗りの橋がかかっていました。
辺りの紅葉と共に鮮やかな秋の色!
せっかくなので記念に1枚撮って頂きました(//∇//)
陽が眩しくて、変な表情〜
あとで橋を横から見てみると、こんな感じでしたよ。
このお寺は、森の石松さんのお墓があることでも有名なんだそうです。
なんでも、ギャンブル(賭事)に運が良い!との評判で、それにあやかろうという人たちが、「お守り」として墓石を削り取って持ち去ってしまう事態が長いこと相次いだそう。
で、とうとう、削られないようにと、こんな処置がされています…
削られて、みる影もなく…と、作り直しては削られてを繰り返して。
さて、お昼ごはんは、アクティ森という体験施設にて。こちらでは、地場産業であった和紙づくりや、鬼瓦などの体験をさせてもらえるそうです。
私たちは、今回はお寺などの史跡巡りが主だったため、体験はしませんでしたが。
わたしは、お蕎麦を頂きました
お食事処のとなりでは、お土産物を販売していて、特産品のお茶の他、お茶をベースにしたさまざまな食品、地元で作られた美味しいものや、かわいい小物などがたくさん。
こちらで購入した「お茶芽(おちゃめ)さん」というネーミングのお茶クッキーが美味しかったですー
お次は森町で最も古いお寺さん。
遠州三十三観音札書巡り・第一番の蓮華寺(天台宗)でした。
朱い山門が美しいです。
江戸時代後期の遊行僧、木喰五行(もくじきごぎょう)が森町に来られた際、約1.3mの子安地蔵をお作りになられたそうで、そのお地蔵さんがこちらにいらっしゃるようですが、残念ながら当日には拝見できませんでした。
お寺からほど近い場所に、昔の森町役場の建物が建っていました。
なんだかいろいろがレトロ
さてさて、次は草ヶ谷の陣屋峠です。
先輩からの資料によると、江戸中期から周知郡一帯を治行地としていた、旗本・土屋氏の陣屋跡ですって。
今は案内板だけが立っています。
でも、土地のすみっこになぜか、きれいな朱に彩色された小さな鳥居を発見
これに何の意味があるのか、先輩たちもわからないそうで、今後、わたしも調べてみようと思います。
何かご存知の方、ぜひ教えてください!
この峠の下側に、陣屋敷跡があるとのことなので行ってみました。
今は、元々の陣屋とは無関係な人が生活してらっしゃいます。
陣屋敷跡の石垣が残っているよ、とお家の方が教えてくださいました。
どかしてしまいたいのだけど、とにかくひとつひとつの石が重すぎて、いろいろが面倒なので、とりあえずまだこのままだそうです
見せて頂き、ありがとうございました
最後の最後に、香勝寺(曹洞宗)へ。
こちらは「ききょう寺」とも呼ばれています。
ききょうがメインのお庭があるんですねー。
ソロバンの玉の大きいの、みたいなのが繋がって垂れ下がっていて、綱を少しずつ引っ張って玉を下へ落とすのです。ピッタリ8コだけ落とせれば、末広がりの「八」で、幸せになると…
勢いよく9コ落としてしまったら、「九(苦)るしい」とか
恐る恐るやってみたら、わたしは8コでしたっ
遠州の小京都とも言われる森町。
こんなにゆっくりと廻ったのは初めてでした。
いつもは、クルマでの通り道くらいな位置づけでした。
だから、こんなに広かったんだ!と、単純に驚きました。
実際、まだまだ見どころがたくさんあります。
また機会をつくって「小京都」を楽しみに来たいと思います。
お誘いくださった先輩方、
どうもありがとうございました
そして、この長い記事を最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます