やっと、行って来ることができました。
間に合って良かったです(^▽^;)

静岡市美術館で開催されている
『エッシャーの世界』

騙し絵…って、なんだかあんまり好きな響きではないんだけど、目の錯覚だから、やっぱり騙されることになるのか。。。

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今回、エッシャーに影響を与えた、師匠・メスキータ先生の描いたものも展示されていて、とても興味深かったです。

先生は、家族と共に、アウシュビッツに送られてしまいましたが、それを知ったエッシャーと仲間たちが、荒らされた先生のお宅から、大切な絵のいくつかを安全な場所まで運び出したのだそうです。

そうした時代の波を乗り越えて、わたしが見る事ができているって、ありがたいことだなあと感謝の気持ちが湧きました。

これからも後世に伝えていきたいものですね。




エッシャーの版画に、詩を付けたものが、24枚にまとまっているようなのですが、数点が展示されてました。
『24の寓意画』というそうです。

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上部  【花瓶】
わたしの命はすぐに尽きてしまいます。
しかし それは
あなたを喜ばせるためなのです。


下部  【井戸】
川も水源もないところでは、活力は出ません。
わたしが深いところから 汲んでさしあげますよ。
今日だけでなく 明日もまた。



わたしは、これが好きだなぁ↓
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リトグラフや、スケッチもたくさんあり、
へぇ〜、こうやって下絵を描いていたんだ!と、そのコツコツさに圧倒されっぱなし。


そして、今回の展示で、わたしが特に気に入ったのが、この2点です
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上部  トカゲ

デッサン帳に組み込まれたピースのひとつから、一匹のトカゲが顔を出し、徐々にカラダを現して、外の世界を物色。
一周して、一息吐くと満足したのか、また平面の中へ戻っていく…

細かさもさることながら、発想がたまらなくユニーク!
トカゲ大好きなわたしには、本当にうなる作品でした。



下部  出会い/遭遇

黒く、指を立てているのは悲観論者で、白くて手を挙げ陽気なのが楽天家なんですって。
ぐる〜っと一周しているようでいて、正面で両者は出会って、握手する
なーんておもしろいんだろう!
光と影みたいだ。

視点を変える、良い勉強になりました。





しかし、パソコン教室のあとのエッシャー展は、けっこう目にきました(笑)


静岡市美術館での展示は、明日8月28日・日曜日(10時〜19時ー入場は閉館の30分前)までですよ注意



そのあとは、札幌芸術の森美術館で、9月3日〜開催されるようです(b^-゜)



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最後までお読みくださり、ありがとうございますドキドキ









 木 古民家リラクセーションスペース 麻陽~あさひ~

      塩澤 麻衣子



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