代わりに希望者のみの懇親会が開かれる。
場所は、T.Y.Habor という品川近くの水辺のレストラン。
というか、3回目の講評会のネタのアップは(ネタ温存で)後になるけど。
T.Y.Habor 品川港南口から歩いて約15分程度。

運河沿いに歩いて、突き当たりにて対岸の天王洲アイルが見えると、いきなりお店が現れる。
ところで前回の講義では、「露出調整」というスキルを先生から伝授された。
露出というのは、簡単にいうとカメラに入る光の量のこと。
被写体に当たった光はレンズを通してカメラの中に入ってくるのだけれども、
光は途中で、カメラにある「絞り」という穴を通る。
露出調整というのは、入ってくる光の量を「絞り」の開閉でコントロールする操作である。
絞りの値は、「EV+0.5」のような記号で表現される。
EVとは、Exposure Value(露出の値)の略。
絞りの値が+1.0の時

絞りを通る光の量を、標準(ゼロメモリ)より増やしたもの。全体的に白っぽい感じになっているのがわかる。
同じ風景で絞りの値を-0.3に変えてみる。

前のに比べて、全体的に暗くなっている。水面の輝きを比較すると違いがよくわかる。
なぜ「露出調整」が必要なのか?
それはデジカメの特性に原因がある。
銀塩カメラと比べて手軽に消したり撮影できるデジカメだが、
実はカメラのセンサーが「カシコすぎる」( ̄□ ̄;)!!ナント
レンズに写ったものを「ムラなく均一」に撮ろうとするのである。余計なお世話ダナー
具体的には、
白いものは黒っぽく、黒いものは白っぽく、結果として全体的に「灰色」に近くなってしまう。
すると・・・目が感じたイメージとカメラで撮ったイメージが違い、「あれっ?」となる。
そこで「露出調整」の出番。
白いものは白く、黒いものは黒く写るように、光の量を調整してあげるのである。
白くする場合は、光の量を増やしてあげるので、+1.0とか、
黒くする場合は、光の量を減らすので、-1.0とかに調整する。
これで、目で捉えたイメージに近いものをカメラで撮ることができる。
また、逆にいえば露出量を変えて、好みにあうイメージを作りこむことも可能になる。
例えば、以下のような感じで。
EV+0.3に調整した、普通に「夏の終わりを感じさせる夕焼け」を感じる1枚

これを、EV-0.3に調整し暗くして、少し「切ない」感じを加えてみた1枚

帰りはりんかい線で、大崎経由で帰る。
大崎から撮った夕焼けの1枚
