なんか みょうに シリーズ化
しちゃった 前回 までの
「ブルース から ロックンロール
その 道のりと 裏事情」
みたいなの、浮かぶに まかせて
つらつらと とりあげたり
してたけど、うん、
文章は わりと 好きで。
へっぽこさんの 時代、テレビも
まだ、家長の 占有物。で、その
家長 なんだけど、いまで 言えば
DV、ってえ 表現に なっちゃうの
かしら? へっぽこさんの 父親、
えらいこと 酒乱で ものが
飛んでくるのは まあ、ふつうの
日常、あ、やべえ って 日は
刃物 さわぎとか、階段から
蹴り落とされたりってえ 感じの
日々で。母親は 大アホウで
なにかに つけては 父親に
なびき、なびいては 自身も
蹴り飛ばされたり 茶碗なんか
うっつけ られたり 張り飛ば
されたり していたり。まあ、
あとで わかたったところ、
おっさん、戦災孤児 なんで、
まっとうな 父親を みて
感じて 育って なくて。だから
こそ、自身、ぜったい弱みを
みせられない、酒の チカラを
借りてでも 始終、強がって
みせてないと いけないって
切迫感が ず~っと つきまとって
いた らしく。
素直に 本音を 言葉に 出せる
人生 だったら、もそっと ちがった
生き方 できてた ろうに。
なんで、へっぽこさん、生まれも
育ちも まあ、ろくでもない
部類の ほうに ばっちり
振り分け される側 なんだけど、
いち応、テレビっ子 世代に
して あんまり テレビも
みられなかった もんだから、
子どもの ころの たのしみと
いえば 外で 遊ぶか、雨の日
とも なると、姉の 本やら
そこらに 転がってる 新聞
やら チラシやらを でたらめに
でも ながめて 読んで
してるしか なくて。さすがに
学校には 図書室 なるものが
あると わかって からは 毎日の
ように 借りて きて、ああ、
そういや
「図書室でいちばん本借りたで賞」
みたいな へんぴな クラス賞を
もらったこと なんかも
ありまし たっけ、ええ。
坊ちゃん 読破 したのは 小学生の
5、6年 の とき。たしか、夏の お試し
購入企画 みたいな やつで。あれ、
語体が 古いから、もう、なん度も
なん度も 読み返したって 記憶
だけが ありますな。あと、中学
2年の ときの 国語の 教科書に
載ってた 走れメロス、これは
ほんと、授業に 出ていた
あいだ中 算数の 時間
だろうが 理科の時間 だろうが
ず~~~っと、国語の教科書
ひらいて 走れメロス、も、
ず~~~っと 読んで
いましたねえ、ええ。で、
そうこう してると、もう、
便所に 置いてある 清掃液とか
芳香剤の 裏面の ラベル とか、
用足しに いく あいだ中
ず~~~っと 読んでて、ああ、
やっぱ、ここは 「の」 じゃなく
「と」 で つながなきゃ、〆の
語感が 詰まるよなあ、とか、
もう、感覚 的に 文章 読んで
ないと なんか ヒマが
つぶれなく なっちゃってたり
してて。この デジタル全盛の
時代 にも、へっぽこさん、
トイレの 入り口には 司馬遼
さんとか 神坂次郎さん
あたりの かるい 時代小説
ものを 数冊ほど 置いて
気分で 読みなおしたり とか
してて。あ、へっぽこさん、
読みたく なったら なん回でも
読みなおす派です、はい。
かつて、マーシーが 山本監督との
TVインタビューで 詩集や 小説の
話で 意気投合 していた 際に
ぽっと 言ってたんだ けれど、
「太宰とか中也とか、川端とか
ベートーベンとかシェイクスピア
なんかも そうなん だけど、
彼らが あの時代 ではなく いま、
現代に産まれて 生きていたと
したら、ぼく絶対、彼らも
ロックンロール やっていたと
思う」
って。
つまり、小説も詩集も クラシカル
ミュージックも、ただただ、当時の
自己表現の、最先端の 手段が
それらであった だけの事で、それ
こそが、カルチャーの カルチャーたる
本分で あろうって 感じ。
小説も詩集もクラッシックも、
茶道も華道も絵画も俳句も陶芸も、
その 当時の 最先端カルチャーで
あって、根は いずれも 自己表現の
源泉、つまり、現代でいうところの
ロックンロールなんだ と。
深いっしょ?
深いよねえ。
さすが ですわ。
もちろん、育ちの わるい
へっぽこさん、お小遣い なんて
もらって なかったので、昼の
弁当を 購買で パン買うからって
だまくら かしたり、まあ、
非 合法的な カンパを
つのったり で レコードとか
タバコ とか 音楽 雑誌やら
バイク 雑誌、小説 やら 詩集
やらの 文庫本 とかを 買って
たんだ けれど、やっぱ、
貧乏じゃん? なんで、雑誌
なんかは、通販欄 とかの
ちっちゃい 広告の 社名や
住所 あたりまで、で、文庫本
なんかも 巻末の 自社広告の
ページの 各 本の 売り文句
まで、って もう、文章って
なったら ことごとく 目 とおして
読み くだいて。そうする ことで
本って やつの 原価を 下げようと
して いたのね。ほら、読めば
読むだけ 利用した 単価が 概念
だけでも いち応、下がる
わけじゃんね?
ほんと、すみから すみまで
よく 読んだなあ。
まあ、だからって たいして
覚えちゃ いないんだけど。
なんで、前回 までの、なんか
連作? の 参考文献と
しては こちらの
単行本分 だけで 写真は カンベン
してください。文庫本 とか
ロッキンオンとかジャパンとかの
バックナンバーやら 切抜きやら
まで 撮ろうと すると 押入れの
中 なんで、よゆーで 半日 ぐらい
時間 取られちゃう だろうし、
……めんどいし(笑)。
べつに 本を読め、なんて
口説いてるってな つもりなんか
毛頭 ないけど、文章は ね、
スッと読み解くことが できるように
なると、人生が ちったあ ラクに
なるよ? 読むにも 書くにも
たいして 困ることが なくなる
からね、仕事でも、出先でも。
転職先 とかで 仲良くなった
先輩 とかから たまに 言われる。
「おまえ 育ちが よかったら
そこそこの オトコ ぐらいには
ふつーに なっていたかも
しんないな」 なんて。
でっかいお世話だバカヤロウ(笑)。
まあ、その 先輩 なんかも、
もう、ずいぶん 年下ばかりに
なって きてんだ けれども。
↑
こちら自作のホームページ 最末尾
あたりに、へっぽこさんの
ひすとりい なんかを まぎれ
こませて おりますので、まあ、
かなりの 長文 ですが(笑)、
ほんと、お時間と ご興味
ございましたらば ぜひぜひ。
たぶん おいらも おやじのような
ぶざまな 死に方 するだろう。
だからどうする わけでもないし
だからどうする つもりもない。
ではでは~。
