京丹後 梅本農園 | オーガニック専門小売店CA ORGANIC福原のブログ

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日本一のオーガニックブランドを作ることでオーガニックや無添加といった食品が日常になる世界=新しい食の当たり前を実現します

神戸から車でおよそ2時間半。
一山越えると日本海という京丹後の地に梅本さんの畑はあります
畑にお邪魔し空気を吸い込むとスーっと入ってくる感覚は土が健康で自然に近い証拠。
土をさわると柔らかく適度に湿気ていてでもベトつかない。山や森の土に似ています
およそ3haの畑のすべては農薬化学肥料不使用。動物性肥料もほぼ使用されていません
栽培される野菜は人参をメインにいろいろな種類を栽培されていて野菜の味はどれも力強くかつ繊細な味わいが楽しめます
畑を見渡すといろいろな野菜が育てられているのですが、ひときわ目を引く大きな草の山々。それもすごい数あります。
100t以上ありそうな草の山は実は自家製堆肥の山で、河川敷の草を数年かけて発酵させ、土にされています
それをメインの肥料分にしているのです。
また、畑の中の別の場所では小高い丘の様になり、草が生えて荒れ放題になっている場所があります
これは木のチップの山。約10年かけて発酵させ、畑にされる予定だそう。
すでにチップから2年前に畑になっている12年モノのところもありました。
実は梅本さんの畑のほとんどは岩盤まじりの赤土。いわいる痩せ地で且つ寒く雪も多く野菜作りに適しにくい環境。
普通なら効きのいい肥料にだけ頼ってしまいそうなところにもかかわらず、
行われている徹底的に一貫した土へのこだわり。とにかくその力のいれ方がすごいです



梅本さんが神戸大学農学部を卒業後、大手食品メーカーに勤務されていましたが
人間として本物を追及でき、社会貢献できる子供に誇れる仕事がしたいといった思いから
興味のあった農業を行う為、関東から移住。
当初は一般的な農薬・化学肥料を使用し、農協の求めるものを栽培される慣行農業をされていましたが
京丹後の学校給食の地産地消を促す活動を開始されるのをきっかけに有機農業への取り組みが始まります
はじめは牛糞やEM菌発酵堆肥などいろいろな試行錯誤や失敗・学びを経て、現在の大量の草を土にされる方法へ
現在は研修生3名とアルバイトの方で野菜作りを行われています。研修生の中には元CAスタッフの冨岡君の姿も。(↓真ん中)



変わらず元気そうです
野菜を栽培される側、小学生の畑体験や学校給食への野菜の提供、食育の活動などにも積極的です

オーガニックがより当たり前になる事、学校給食がオーガニックになる事
安心で安全で美味しい食べ物が当たり前になる事を目指されて、
日々畑と野菜に向き合われています



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ORGANIC VEGETABLE CA
福原悟史

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