応由塾の細川です。

 

応由塾では

子どもからコンサルタントの技術を身につけ

世の中を楽しく生き抜いていく

ということをお伝えできればと思っています。

 

現状にし、

適応できたらし、

そして現状からになり、

一つ上のステージへと進む。

 

次のステージは一つ上のレベル。

また適応から始まりますが、

着実に階段状に進むことで、

ひとつひとつ

自分で世の中は楽しくできる

ということを

子どもの時から学び

身につけて

実現してもらえれば

思っています。

 

そのためにまずは

「現状に適応すること」

が必要になります。

 

【現状に適応するためには?】

まずは現状を知る必要があります。

それぞれで環境が違いますし、

したいことや目標なども違ってくるので、

個々の現状を知る必要があります。

 

しかしここでふんわりとした話になり、

「なにいってんだ?」

だからコンサルタントなんて胡散臭い!

となってしまうのは避けたい!

なので、

まずはどのように現状を知るか?を

具体例として書きたいと思っています。

 

【現状を知るの具体例】

今人口減少って問題になってますよね?

でも人口減少がどのように問題なのか?

ってあまり具体的なことってわかりにくい!

 

子どもが少ない。

老人が多くて年金が大変。

「働く人」が減る。

とにかく日本やばい!

とこんな具体に結構ふんわりしています。

 

では次の図を見たことはありますか?

日本の人口推移(2060年)

引用元:厚生労働省(日本の将来推計人口(平成29年推計)の概要)

 

上記は日本の人口推移を現した図です。

厚生労働省が引用元なので信じましょう!

あと・・・

細かいことは読むほうも疲れますので…

おおざっぱにいきましょう!

なので技術の進歩等による

効率化などはおいときます。

 

このグラフの最後は2065年。

その年の人口は「8,800万人」

今が「1億2,000万人」とすると、

2065年には、

人口が「今の73%」

となります。

 

【現状を知って推測する】

わかりやすくするためざっくりいきますね!

人口が減る分だけ日本は

「物を買う人がいなくなる」

というわけです。

 

ということは、

「企業にはいるお金」

ざっくりと「今の73%」となります。

 

となると・・・

皆様のお給料は

「今の73%」(推測)

になるということなんです

 

ポーン

 

やってけます?

今の「73%」のお給料で…

 

とは言っても人口が減

「会社」の数も減ります。

 

もし人口の推移に合わせて、

会社が順調に減っていけば

お給料は変わらないかもしれません!

企業の数が減った分、

1社あたりの「売上」が上がるからです。

 

・・・さらっと怖いこといいました。

 

会社が順調に減るということは、

もちろん倒産・廃業になる

ということ・・・

 

そう、

倒産や廃業が加速(推測)

するんですゲロー

 

人口が減るのに、

企業の数はそのまま、

なんてありえません。

 

さきほど人口が減るにつれて、

「物を買う人がいなくなる」と言いました。

物が売れないんだから、

そりゃ倒産・廃業します。

お給料「73%」の方がましですよね。

倒産・廃業して0になるよりは…

 

私の働いている会社が

いつのまにかなくなる

そんな恐怖がもっと身近に

当たり前になる(推測)ゲッソリ

んです。

 

なんで副業が叫ばれるか?

わかりますよね。

「1社で生涯を終えられる」

就職ができたらラッキー(推測)

な時代になるんです。

 

どこででも通用するように

自主的に「副業」をしろ。

裏を返せば、

会社に頼らず、

いつ潰れてもいいように、

自分の腕を磨いときなさい。


ちょっと前まで、

「終身雇用!」

と言っていた日本が!

ですよ・・・

 

「終身雇用難しい」

トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか

(2019.06.03 日経ビジネス)

https://president.jp/articles/-/28850

 

さて労働として

もう一つ注目すべきは

生産年齢人口

 

 

(再掲)引用元:厚生労働省(日本の将来推計人口(平成29年推計)の概要)

 

2065年の高齢化率(赤〇)38.4%の上に

生産年齢人口割合が

51.4%(現状)

とあります。

 

働き盛りの人口(15~64歳)の割合が、

全人口に対しどのくらいいるかという数字ですが、

これが2065年には51.4%。

働く世代は全人口の半分しかいません。

 

今は「60%」ぐらい、

大体「7200万人」ぐらいです。

(1億2,000万人×0.6)

 

それが2065年には

総人口8800万人

に対し51%の「4500万人」(現状)

(8,800万×0.51)

 

・・・

2065年にの働く世代は

「今の64%」の人数(現状)

しかいませんね。

ショボーン

 

となると先ほど出したお給料も

「73%」ではなく、

「今の64%」になります。(推測)

(物価は高騰する可能性ありますが、

今はそれも置いておきます)

 

生産力(働く世代)が今の64%

だから、

生産できる数も今の「64%」になり、

企業の売上も今の「64%」(推測)

になるかもしれないわけですから。

 

もしかすると

企業数も「今の64%」(推測)

にまでへるかもしれません。

 

滝汗

 

 

それに加えて

高齢化率(赤〇)の下には

「合計特殊出生率」

があります。

結婚して何人子ども生むか?

という数字だとおもってください。

これが「1,44」(現状)

 

子どもを産むには2人(男女)いるのに、

生まれてくる子供の数は1.44人

 

どこかの政治家がよく失言してますよね。

女性は子どもをもっとたくさん産め!

 

実情としてこういう背景があるんです。

 

2人の人間(男女)に対し、

1.4人の子どもが産まれる。

すこしきつい言い方をすれば、

2人から1.44人しか生まれない。

働き世代の率は減り続け、

今後増える見通しはない。

日本は失速する(推測)

だろうことは目に見えますよね。

 

とは言っても、

子ども一人育てるのにも、

手間だって稼ぎだって必要なのに、

国も大して助けてくれない。

無責任な発言には変わりはありません。

女性にだけ押し付けるのは、

まったくもって違いますよ。

男も産めたらよかったのになと

それはつくづく思います。

 

すこし脱線しましたが、

働く世代は減るばかり

減る方に加速するという事です。

 

 

とりあえずざくっとした現状です。

かなりおおざっぱではありますが、

正直そこまで大きく違うとは思っていません。

 

これにまだまだ付け加わります…

 

もう見たくない!

おまえのいう事は脅しだ!

とおっしゃることもわかるのですが、

脅しているのではありません

 

現状を把握し、

把握した内容から、

具体的な言葉に直し、

推測しているんです。

 

これが

コンサルタント(私が持つ)技術

の一つ

予測能力・技術という感じの

名前になるんでしょうか。

 

予測を行うには、

現状がどうなっているか?

を知る必要があります

(この場合の現状は「人口推移」)

 

現状を知らずに推測すると

それは単なる「妄想」ですショボーン

うさん臭さしかないのです。

 

なぜコンサルタントが胡散臭いのか?

それは、

現状把握をせず

推測をする人が

とても多くおられるから

だと思っています。真顔

 

具体的なことはなにもいわず

どこにでも当てはまるような

一般論だけ押し述べて、

とりあえず不安を煽っている

ということがうさん臭さにつながる

のだと思います。

だから結局何が言いたかったんだ?

ってことが多く見受けられるんです。

 

なにより、

現状(根拠)なく推測しても

とんでもない方向に行ってしまう

それじゃあ現実では使えません

からね。

 

だからこそ

現状を把握すること

は大事なんです。

 

今回は

現状

→人口推移

→労働生産性

→特殊人口出生率

から

推測

→お給料の落ち込み

→企業の倒産・廃業の加速・増加

→幻の終身雇用と副業の推進

→政治家の失言 etc

などなど

非常に厳しい日本の未来を

推測・予測をしました。

 

さて次回はもう少し予測を深めていきます。

 

非常に厳しいことを書くと思います。

ですが何度も言いますが、

脅しでもなんでもありません。

現実に近づいている。

少なくとも私はそう推測しています。

 

でもこんなことを推測してどうなるのか?

知っているなら対処のしようもある。

単純に知っていることは有利なんです。

私はそうだと思っています。

税金とかでも知っていると知らないとでは

まったくお得度が違いますよね。

それと同じだと単純に思ってください。

 

知ることは有利で、

知っていれば対処のしようがある。

 

そういうことも含めて

次回以降書いていきたいと思います。

 

今日も来ていただいて

ありがとうございました。