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今日はそこそこ太陽も覗き、

日中ならそこまで寒く無かった、

パリ(とその周辺)です。

さて、

世界的にも有名なグランドピアノのブランドと言えば、どのようなブランドを思い浮かべますでしょうか。

大きなコンサートホールでプロの皆さんも使っているグランドピアノと言えば、

スタインウェイ(アメリカ)、

ベヒシュタイン(ドイツ)、

ヤマハ(日本)、

などがやはり思い浮かぶかと思いますが、いかがでしょうか(てか、このくらいしか浮かばない・・・汗。)

実はフランスにも、プロのピアニストであればきっと知っている有名なフランス産

プレイエル
Playel

という有名なピアノブランドがある事をご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

このメーカーのピアノは、細部まで拘ったフランスらしい素敵なデザインのグランドピアノで、特徴のある音色がとても美しいピアノ。

ただ、近年は大きなコンサートホールで重宝される均一的なグランドピアノを取り扱うブランドに押され、

特徴のある個性的なピアノを創り出すプレイエルは経営難に陥ってしまっていたようで、あのリーマンショックの後の2008年頃に倒産してしまい、今はプレイエルブランドのピアノを作る会社が存在せず、絶滅してしまった今や幻のフランスのピアノブランド。

そんなプレイエルのピアノですが、我が家の人が産まれる前に亡くなってしまっている我が家の人の祖父が、

パリのオペラ座でピアノを弾いたり、オペラ座のコーラスの指導者だったり、作曲などもするWikipedia(ウィキペディア)にも一応出てくるようなプロの音楽家だった事もあり、我が家の人の祖父が使っていた、

1902年に製造のプレイエルのピアノ、

が我が家の人の実家にありました。

が、何十年ものかなりの間、誰も使わないまま、調律さえしないまま放置してしまっていたので、湿気や乾燥に耐え兼ね、かなり大掛かりな修理が必要な程になってしまって佇ずんでいたのですが、

我が家の人の妹さんはピアノを趣味で今でも弾くので、このまま放置しておくのはもったいない!

という事で、妹さんが思い切って修理に出す事に。

しかし、

プレイエルという会社がこの世にもう存在しない!

なので、パリのピアノ修理のアトリエで大修理をしてもらっておりました。

こういった古いピアノを修理に出すと、外見はそのままで、中のピアノ線や部品などはそっくりと他のブランドの物と入れ替えてしまい、

外見はプレイエルだけど、中身は部品が手に入りやすいヤマハとかスタンウェイ。

という、悲劇?が待っていたりする事もあるようなのですが、

依頼したピアノ修理のアトリエでは、中身や鍵盤も全てプレイエルの部品を使ってそれはそれは丁寧に修理してくれる所だったので、

2年半近くの歳月をかけて、

全てプレイエルの部品を使って、プレイエルの特徴的な美しい音色を残したまま、元通りに復活させてくれたそうです。

写真はアトリエでの修理が終了した、我が家の人のおじいさんの愛用していたピアノの修理完成品の写真をアトリエのFacebookページからお借りしております。

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譜面台などのデザインも凝っていて美しいですよね。

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因みに、このピアノの音色の動画もあります。(下記動画はアトリエの方がこのピアノを弾いている様子です。)


現在は無事に我が家の人の妹さんのお家にこのプレイエルが収まっております。

大掛かりな修理だったので、修理代は日本でお手頃な高級外車を買うくらいのお値段だったようで、

グランドピアノだけが欲しいのであれば、新品を買った方が修理代よりもお安いのかもですが、

やはり家族の思い出の品なので、実際に使う人が居るのであれば復活させて大切に使ってあげたほうがご先祖様も喜んでくれるのではないでしょうか。

私自身は我が家の人のおじいさんの事も全く知らないですし、我が家の人の家族の歴史も本人達と比較して、大して知っているわけでは無いですが、

色々と話は聞いていたので、この復活したピアノが奏でる音色を聴いた時は、時が蘇ったようで感動致しました。

・・・しかし、我が家の人がリズム感もいまいちで、少々音痴なのが疑問であります。。。笑

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