先日までのフランス国内旅行の記事(その①ブルゴーニュ地方 ボーヌ:Baunne。その②スイス ローザンヌ:Lausanne)にも少し飽きてきた?かもしれませんので・・・
今日はフランスの家族事情(?)なんかを書いてみようかと。
先週末、近くに住む友人宅での夕食にお呼ばれしました。
フランスでは友人の家に招かれて食事をする機会が頻繁にあります。
またその逆で、友人を家に招いて食事をする機会も同じだけあります。
なので、招かれたら、招き返す?の繰り返しで、友人同士の家での食事の誘いがいつまでたっても終わらない?!笑
他の欧米諸国と比較しても、フランスは自宅に人を招く頻度がかなり多いような気がするのですが、そうでもないでしょうか?
親しい友人同士で招きあう場合はものすごく凝ったお料理やテーブルセッティングをしてコース形式で出すとかそんな仰々しいものではなく、キッシュやオーブン料理など簡単にできるような物を出してみんなでワイワイする、という感じが多いと思います。
一般的な感じだと、リビングのソファーに座って、アペリティフ(食前酒)を飲みながら、おつまみ的な物をつまむんだり、ちょっとしたオードブルを食べたり。
おつまみは乾き物のナッツ類やクラッカーだけで、手作りのオードブルは無しの場合もよくあるかと。
そして、テーブルに移ってメイン、そしてデザート。
デザートの前に、サラダが出て、その後チーズを出したりもしますが、そこまでやらない事も多々あるのでは。
デザートまで終わったら、リビングにまた戻って最後にお茶(コーヒー、紅茶など)をしながらくつろぐ。
といった感じが一般的かと思います。
と、話がズレましたが、、、
欧米文化圏の場合で特に既婚者の場合、夫婦単位で招かれるのが普通というのをご存知の人も多いかと思います。
たとえ招待してくれた人が夫側の友人で、妻は招待してくれた夫の友人と面識が無かったとしても、夫婦単位で招待されるのが普通です。
さて、先日友人宅に集まったのは、ホスト(招待してくれた人)も含めて大人7人、とホスト宅のお子ちゃま達3人。
そのうち、夫婦で来ていた2組(2人×2組=4人)以外の3人は全員が離婚経験者。
招待してくれたホストの友人(女性)も離婚しています(そして子供3人)。
・・・てか、離婚者多し?!(たまたまかもしれませんが・・・)
「離婚!!」
と聞くと、日本だとわりと複雑な感じに見られる事も多いのかもですが(?!)、フランスは離婚率40%以上(2組に約1組くらいが離婚するという高い確率・・・)、なのでわりと普通の模様。。。
そして、結婚して子供を産んでも男女共にお互い経済的に自立している人が多い事もあるのか、女性の場合でも経済的な理由から離婚を留まる(?)という必要もあまり無いのか、そして離婚率も高い事もあり、離婚しているからと言って社会的に白い目で見られたり(?)とかも無く、経歴に傷がつく(?)とか、そういう発想はほぼ皆無なので(日本でも今時そんな発想をする人はいないのかもですが・・・)、子供が3人いようが4人いようが(?!)離婚に踏み切る人が多いのかもしれません。
・・・というか、離婚する人があまりに多いので、人生で誰でも起こりうる普通の日常として受け入れられるようになったのでしょうね?そうでもないのでしょうか?
なので、集まった大人たち(友人達)の半数近くが離婚経験者、というのは割とよくある事だったり、そうでもなかったり?
こんな風に離婚率もかなり高いせいか、そして、離婚する際の手続きがかなり煩雑なせいもあるのか、というかそもそも「結婚」という手続きが煩雑という事もあるのか、「結婚」という形を採る人が多数では無いようです。
まず、フランスで離婚する場合、必ず弁護士を立てないといけないので費用がかかる(うん十万円とかそれ以上)、そして正式な離婚成立までに時間がかかる事が多いようで(事情にもよりますが2年~10年とか)、万が一離婚に至った場合に色々とめんどくさいようです。
そして、フランスで結婚する場合、日本のように婚姻届に必要事項を書いて提出するだけでは法律上での結婚は成立しません。
フランスに在住するフランス人同士の結婚であったとしても、お互いの身分を証明するための色々な書類を揃えたり、今から結婚する人は独身で二重婚の可能性が無いことを証明したり、市役所で予約を採って市長さんの前で誓い(結婚の契約)を交わしたり、人によっては結婚前に「婚前契約(Contrat de Marriage)」を結んだりと、少々面倒です。
居住する地域の市役所での婚姻については過去記事でも少々触れていますので、宜しければご参照ください。
この「婚前契約」は結婚する夫婦の全員が市役所で市長さんの前で交わす結婚の契約とはまた別もので、この市役所での法的に結婚する前に夫婦となる二人の間で事前に取り決めておく契約です。
今日はフランスの家族事情(?)なんかを書いてみようかと。
先週末、近くに住む友人宅での夕食にお呼ばれしました。
フランスでは友人の家に招かれて食事をする機会が頻繁にあります。
またその逆で、友人を家に招いて食事をする機会も同じだけあります。
なので、招かれたら、招き返す?の繰り返しで、友人同士の家での食事の誘いがいつまでたっても終わらない?!笑
他の欧米諸国と比較しても、フランスは自宅に人を招く頻度がかなり多いような気がするのですが、そうでもないでしょうか?
親しい友人同士で招きあう場合はものすごく凝ったお料理やテーブルセッティングをしてコース形式で出すとかそんな仰々しいものではなく、キッシュやオーブン料理など簡単にできるような物を出してみんなでワイワイする、という感じが多いと思います。
一般的な感じだと、リビングのソファーに座って、アペリティフ(食前酒)を飲みながら、おつまみ的な物をつまむんだり、ちょっとしたオードブルを食べたり。
おつまみは乾き物のナッツ類やクラッカーだけで、手作りのオードブルは無しの場合もよくあるかと。
そして、テーブルに移ってメイン、そしてデザート。
デザートの前に、サラダが出て、その後チーズを出したりもしますが、そこまでやらない事も多々あるのでは。
デザートまで終わったら、リビングにまた戻って最後にお茶(コーヒー、紅茶など)をしながらくつろぐ。
といった感じが一般的かと思います。
と、話がズレましたが、、、
欧米文化圏の場合で特に既婚者の場合、夫婦単位で招かれるのが普通というのをご存知の人も多いかと思います。
たとえ招待してくれた人が夫側の友人で、妻は招待してくれた夫の友人と面識が無かったとしても、夫婦単位で招待されるのが普通です。
さて、先日友人宅に集まったのは、ホスト(招待してくれた人)も含めて大人7人、とホスト宅のお子ちゃま達3人。
そのうち、夫婦で来ていた2組(2人×2組=4人)以外の3人は全員が離婚経験者。
招待してくれたホストの友人(女性)も離婚しています(そして子供3人)。
・・・てか、離婚者多し?!(たまたまかもしれませんが・・・)
「離婚!!」
と聞くと、日本だとわりと複雑な感じに見られる事も多いのかもですが(?!)、フランスは離婚率40%以上(2組に約1組くらいが離婚するという高い確率・・・)、なのでわりと普通の模様。。。
そして、結婚して子供を産んでも男女共にお互い経済的に自立している人が多い事もあるのか、女性の場合でも経済的な理由から離婚を留まる(?)という必要もあまり無いのか、そして離婚率も高い事もあり、離婚しているからと言って社会的に白い目で見られたり(?)とかも無く、経歴に傷がつく(?)とか、そういう発想はほぼ皆無なので(日本でも今時そんな発想をする人はいないのかもですが・・・)、子供が3人いようが4人いようが(?!)離婚に踏み切る人が多いのかもしれません。
・・・というか、離婚する人があまりに多いので、人生で誰でも起こりうる普通の日常として受け入れられるようになったのでしょうね?そうでもないのでしょうか?
なので、集まった大人たち(友人達)の半数近くが離婚経験者、というのは割とよくある事だったり、そうでもなかったり?
こんな風に離婚率もかなり高いせいか、そして、離婚する際の手続きがかなり煩雑なせいもあるのか、というかそもそも「結婚」という手続きが煩雑という事もあるのか、「結婚」という形を採る人が多数では無いようです。
まず、フランスで離婚する場合、必ず弁護士を立てないといけないので費用がかかる(うん十万円とかそれ以上)、そして正式な離婚成立までに時間がかかる事が多いようで(事情にもよりますが2年~10年とか)、万が一離婚に至った場合に色々とめんどくさいようです。
そして、フランスで結婚する場合、日本のように婚姻届に必要事項を書いて提出するだけでは法律上での結婚は成立しません。
フランスに在住するフランス人同士の結婚であったとしても、お互いの身分を証明するための色々な書類を揃えたり、今から結婚する人は独身で二重婚の可能性が無いことを証明したり、市役所で予約を採って市長さんの前で誓い(結婚の契約)を交わしたり、人によっては結婚前に「婚前契約(Contrat de Marriage)」を結んだりと、少々面倒です。
居住する地域の市役所での婚姻については過去記事でも少々触れていますので、宜しければご参照ください。
この「婚前契約」は結婚する夫婦の全員が市役所で市長さんの前で交わす結婚の契約とはまた別もので、この市役所での法的に結婚する前に夫婦となる二人の間で事前に取り決めておく契約です。
「婚前契約」はそもそも離婚をした場合の金銭的ないざこざを最低限に抑えるために、事前に財産などの事を取り決めておく内容が主となる契約で、離婚というシナリオを想定して作るんです(又は死別した場合の財産分与の取りきめも含まれたりします)。笑
これから結婚するのに、離婚を前提って(汗)・・・と思われるかもしれませんが、これだけ離婚率が高いと離婚を前提にいろいろ決めておいたほうが、事実として後々楽なんだと思います。
「婚前契約」は結ばない人も多くいると思いますが、元貴族(?!)など先祖代々受け継がれる莫大な資産を持っている家系の人との結婚とか、片方が事業を営んでいる場合だとか、離婚した際に相手が所有している資産(家、土地)や負債(借金)などをどういう形で分配するのか、又は、資産も借金も全く分配しないのか、などを取り決めておいたり、大富豪?や事業家との結婚というわけでもないないカップルであっても結婚後に購入した資産の配分や生活費の負担などなどを取り決めて、この「婚前契約」を結んでから結婚する人も多いようです。
内容もそれぞれの事情によって変える事もできます。
この「婚前契約」も、公証人という専門家を間に立てて、費用を支払い内容を公証人と共に夫婦となる二人で詰めて、公証人の前でサインをしなければならない、という手間とお金がかかります。
これが、フランス人対(仏語を理解しな)外国人との結婚だったりすると、契約書を法廷翻訳という特別な資格を持った人に訳してもらい、更に公証人の前でサインをする際にも法廷通訳者に同席してもらわないといけなかったり、費用と時間がかさみます。
これから結婚するのに、離婚を前提って(汗)・・・と思われるかもしれませんが、これだけ離婚率が高いと離婚を前提にいろいろ決めておいたほうが、事実として後々楽なんだと思います。
「婚前契約」は結ばない人も多くいると思いますが、元貴族(?!)など先祖代々受け継がれる莫大な資産を持っている家系の人との結婚とか、片方が事業を営んでいる場合だとか、離婚した際に相手が所有している資産(家、土地)や負債(借金)などをどういう形で分配するのか、又は、資産も借金も全く分配しないのか、などを取り決めておいたり、大富豪?や事業家との結婚というわけでもないないカップルであっても結婚後に購入した資産の配分や生活費の負担などなどを取り決めて、この「婚前契約」を結んでから結婚する人も多いようです。
内容もそれぞれの事情によって変える事もできます。
この「婚前契約」も、公証人という専門家を間に立てて、費用を支払い内容を公証人と共に夫婦となる二人で詰めて、公証人の前でサインをしなければならない、という手間とお金がかかります。
これが、フランス人対(仏語を理解しな)外国人との結婚だったりすると、契約書を法廷翻訳という特別な資格を持った人に訳してもらい、更に公証人の前でサインをする際にも法廷通訳者に同席してもらわないといけなかったり、費用と時間がかさみます。
因みに、この婚前契約を交わさずにフランスの法律の下で結婚をした場合は、結婚後に所有した資産と負債は夫婦で半分づつ共有する、という形での結婚に承諾した、という形式が自動的に採用されて、離婚の際にもこれが適用されます。
確か、日本の場合は、何も契約を交わさずに結婚した場合は、夫婦別財産制が自動的に適用されて、離婚の際は例えば夫又は妻の財産や借金などは共有しない形になっていたかと思いますが、間違っていたらごめんなさい。
と、まあ、とにかく万が一(?!)の「離婚」を前提にした結婚の手続きが煩雑です。
とにかく離婚率が高いので、「離婚」した場合を考えておきなさいよ!って事なのでしょうね。
なので、「結婚」という形は採らずに、
「PACS(パックス:Pacte civil de solidarit」
「民事連帯契約/連帯市民協約/市民連帯契約」
という契約の下、結婚とほぼ同等の「事実婚」という形で、一つ屋根の下に二人で住んで子供を育てる、という人達も多いようです。
元々、この「PACS」は、同性同士での結婚がフランスでは認められて居なかった時代に、同性愛者の人達が二人で共同生活を営む場合に、税金や社会保険などの面で異性間での結婚と同じ権利を与えるために作られたそうですが、「結婚」という手続きよりも簡単なので、異性同士のカップルにも浸透した制度だそうです。
因みに、つい最近ようやくフランスで同性同士での婚姻が法律で認められましたよね。なので、面倒な手続きがあったとしても(?!)結婚という形を取りたい同性愛者の人達も普通に結婚ができるようになりましたっ☆
この「PACS」を結んでおくと、世帯単位で所得税を申告できたり、子どもがいる場合も結婚しているカップル同様に家族手当や配偶者控除納税などを受けることができたり、などなど、結婚している世帯と同様の権利が与えられます。
なので、特に共働きでお互いが経済的にも自立しているようなカップルは「PACS」を結ぶだけに留まる人も多いのではないでしょうか。
で、この「PACS」状態を解消する場合(二人が別れを決断した場合)は、この契約を解消します、というサインをお互いがするだけで、弁護士を立てたりとか、面倒な離婚の手続きも必要無いですし、そもそも結婚のための「婚前契約」なんかも作ったりする必要もありません。
結婚のような形を取ってはいるものの、最初から最後まで、自分の財産は自分の物、あなたの物はあなたの物、という感じですね。
・・・といった様々な理由(?!)から、結婚という形を取らないのもわりと「普通」でもあり、更に「離婚」という形を取る事もわりと「普通」なのがフランスの現代社会のようですっ♪
と、まあ、とにかく万が一(?!)の「離婚」を前提にした結婚の手続きが煩雑です。
とにかく離婚率が高いので、「離婚」した場合を考えておきなさいよ!って事なのでしょうね。
なので、「結婚」という形は採らずに、
「PACS(パックス:Pacte civil de solidarit」
「民事連帯契約/連帯市民協約/市民連帯契約」
という契約の下、結婚とほぼ同等の「事実婚」という形で、一つ屋根の下に二人で住んで子供を育てる、という人達も多いようです。
元々、この「PACS」は、同性同士での結婚がフランスでは認められて居なかった時代に、同性愛者の人達が二人で共同生活を営む場合に、税金や社会保険などの面で異性間での結婚と同じ権利を与えるために作られたそうですが、「結婚」という手続きよりも簡単なので、異性同士のカップルにも浸透した制度だそうです。
因みに、つい最近ようやくフランスで同性同士での婚姻が法律で認められましたよね。なので、面倒な手続きがあったとしても(?!)結婚という形を取りたい同性愛者の人達も普通に結婚ができるようになりましたっ☆
この「PACS」を結んでおくと、世帯単位で所得税を申告できたり、子ども
なので、特に共働きでお互いが経済的にも自立しているようなカップルは「PACS」を結ぶだけに留まる人も多いのではないでしょうか。
で、この「PACS」状態を解消する場合(二人が別れを決断した場合)は、この契約を解消します、というサインをお互いがするだけで、弁護士を立てたりとか、面倒な離婚の手続きも必要無いですし、そもそも結婚のための「婚前契約」なんかも作ったりする必要もありません。
結婚のような形を取ってはいるものの、最初から最後まで、自分の財産は自分の物、あなたの物はあなたの物、という感じですね。
・・・といった様々な理由(?!)から、結婚という形を取らないのもわりと「普通」でもあり、更に「離婚」という形を取る事もわりと「普通」なのがフランスの現代社会のようですっ♪