本キャンペーン最優秀作品賞が早くも確定。


12月の報告をすっかり忘れていた「文学青年への道」。
きちんと年内に記しておきましょう。

今年最後の月に読んだのはこちら。



○インザミソスープ

村上龍:著


◎そのときは彼によろしく

市川拓司:著


◎空中ブランコ

奥田英朗:著


○アインシュタイン相対性理論

井野川潔:著


◎◎◎博士の愛した数式

小川洋子:著


◎◎◎世にも美しい数学入門

藤原正彦・小川洋子:著


◎◎カルプス・アルピス

△ツインズ 続・世界の終わりという名の雑貨店

△それいぬ 正しい乙女になるために

○ミシン2/カサコ

嶽本野ばら:著



以上、小計10冊 合計86冊(12/29現在)


ついに最終コーナー手前までやってまいりました。
しかも現在、寝正月に向けて大量の本を借りてきています。
これを読みきればもしかしたら…

次回が早くも最終回やも知れません。



さて、読後の一言。

今回何故かアインシュタインやら数学入門やらの本が並んでいます。
それというのも小川洋子さんの『博士の愛した数式』の影響です。

この本は最高によかった。
ストーリーもさることながら、数学の、数字の美しさには無類の感動を
覚えました。

例えば220と284は切って切れない関係にあります。
なぜかというと、220の自分自身を除いた約数の和は284になり、
284の自分自身を除いた約数の和は220になるからです。
数学ではこれを「友愛数」と言います。

作中で博士はこの二つの数字をこう表現します。

「二つの数と数が抱擁し合っている」 、と。

なんともロマンティックな話ではありませんか。
このような数学の美しさがこの本にはたくさん散りばめられています。


また、『博士の愛した数式』を読んだ後は『世にも美しい数学入門』を
読むことをオススメします。
カタブツで、数字のことしか頭にないようなイメージの数学者が、実は
「友愛数」なんて素敵な名前を付けられるほど感受性が豊かで、ロマン
ティックな人々であったということが垣間見れます。


『博士の愛した数式』は来春映画公開にちなんで文庫化されたので
お求めやすくなりましたし、ぜひ一度読んでみてください。



(僕はその直前にハードカバーで買ってしまいましたが) 泣