どこの家庭でもそうじゃない?


最近寒いですね。
特に今朝の寒さはありえませんでした。

僕は朝バイトがあるので日の出頃の一番寒い時刻に外に出ます。
毎日が死ぬ思いなのにこんな寒いんじゃホントに死んでしまう。

と、いう訳で今日、ついにコートを引っ張りだしました。


僕のコートはロングコート。
昔から憧れがあって、去年、ついに購入したものです。

安いのを買ってしまったせいで、ボタンを止めるとパイプ
みたいなフォルムになってしまうありえないコートですが、
それでもお気に入りのコートなのです。


そんなコートを身に纏い、颯爽と家を出ようとしたその時






「なにそのジゴロみたいなカッコ」


出ました。


ファッションクラッシャー・母です。


彼女はことあるごとに僕のファッションをけなし、精神的に破壊します。


先日は、僕がクレジットカードまで作らされて買った新しい冬服、
チャックが上と下と両方ついていてインナーとベルトを見せられる
オシャレ服を見て、






「チャック壊れた服買ってどうするの」


と、一刀両断。


いいですか、お母さま、これはこういう仕様でね、下が開くことでね、

こう…ほら…



なんかもうチャックの壊れた服にしか見えないよ(泣


このように、そうなのです。


しかし、今回は違います。
憧れに憧れて買ったロングコートですもの。
ジゴロ上等、危険なアニキ目指して突き進むのです。



するとデストロイヤー・母は視線を落とし続けます。




「そのズボンと一緒だとホームレスに見える」
























こうして僕はホームレスが着ていそうなコートを着て、
この冬で最も寒い朝へ飛び出していくのでした。