折り悪しき日。
仕事帰りに新宿駅で職務質問している警官を見ました。
二人で一人の男性を囲んでいます。
なんだか昔のカツアゲみたいな光景です。
一体どんな人がターゲットにされているのだろう…
と、警官の隙間から覗いてみます。
[壁]д・) チラ
あらら、見事なアキバ系です。
アジアン・ビューティーな艶やかな黒髪。
カマキリのような顔立ち。
細目でデカメガネ(銀縁)
しっかりベルトインされたネルシャツ(もちろん濃色オンリーの配色)
スニーカーからはみ出したまばゆき白い靴下。
胴体は動かないのに手と顔だけは小刻みに動く姿。
絶対見た目だけで声かけられた人です。
警察ってのはどうしてこうわかってないんでしょうか。
確かに大きな黒いバッグを持っています。
でも彼らが大きなカバンを持っていることはまるで怪しいことではありません。
そういう仕様なのです。
その中身が警察の望む怪しいものである可能性は低いと思います。
考えてもみてください。
イヤイヤする男の人から強引にカバンを奪い取り、チャックを開けて
二つ折にされた抱き枕が出てきたらどうする。
反動でカバンを落とし、その全貌が露出したらどうする。
その場の空気も考えず、ただただウインクを投げかける二次元の少女
カマキリ男が抱き枕を必死で抱きかかえ
「大丈夫!?僕の●●タン!!!」とか騒ぎ出したらどうする。
そのある意味あやしい光景を見て、警察はそれでも言えるのか
「異常なし」、と。
職務質問はそれほどまでに過酷で、覚悟のいる仕事であることを彼らはわかっていません。
だからお願いです。僕のところには来ないで下さい。
今日、僕のバッグは
本2冊
『それいぬ――ただしい乙女になるために』
『恋愛の国のアリス』
と
「占いに関するアンケート」
という素敵なラインナップで構成されているのですから。
・・・・・・・・・。
ちなみに「異常」はありません。