何となく志村けんのだいじょうぶだぁのDVDを借りて観てたらやはり何となく田代まさしが気になった。
志村けんを語ると長くなるので、今回は田代まさし。
もう今ではただの犯罪者というか服役中の人なので、世間的には忘れ去られた人か嘲笑の対象となっていると思う。
この本は一回目の覚醒剤で捕まって復帰した時に出した本。
もう今では二回目の覚醒剤で捕まっているので、この本に何度も書かれている「もう二度と覚醒剤には手を出さない」という決意は虚しい綴りとなっている。
まあでも、かなりリアルに本音が語られている。
そもそもの発端は盗撮がバレたことだが、実は警察的には軽微な事なので、わりとスルーしたらしい。しかし、警察官の誰かが記者に情報を流したために、大事になったらしい。
本人も冗談で「ミニにタコ」でかわすつもりが、批判にあってしまってそこから立ち直れない状況になったらしい。
私からすると批判もそんなにも強烈ではなかったと思うが、これに田代まさしの弱さがある。
本を読むと何回も気が弱くて。。。と書いてある。
サングラスも実は弱味を隠すためだったらしい。
どうやら世間のイメージより相当気の弱い男だったようだ。
私は残念でならない。
やはり志村けんのベストパートナーは田代まさしだと思う。
なんでこんなつまんない事で堕落しなくてはならないのか?記事にしたマスコミを疑問視する。
もちろん盗撮は悪い。反省の態度が低かった田代まさしも悪いだろう。
しかし、そのせいで今はもう廃人みたいになってしまった事は良かったのか?
私はもっと志村けんとのコントを見たかったし、DVDを出して欲しかった。
いろんな考えはあるが、大きな視点で考えると田代まさしの記事を出したのは失敗だと思う。
私は記事にした人をある意味に殺人者と考える。人の人生を簡単に変えていいんだろうか?責任あるなしじゃなくて、人としてどうか?と思う。
今はダチョウの肥後さんが田代の代わりにパートナーとなっている。ツッコミ役は肥後さんしかいないらしい。
志村魂。。。みたいな。。。