Dudu Maroteについて書いたら、DJ Memeについても書かない訳にはいきません…。Dudu Maroteの事を書こうと思った時に、DJ Memeも書こうと思ったので、こちらも書き連ねてみます…。

 ルル・サントスの一連の作品や、Jorge Verciloのあのアルバムや、Gabriel o Pensadorのアルバム群などで知られてて、勿論その辺りも大好きなんですが、私がブラジル旅行に行った時に、ちょうど出てたアルバムが、Dj MemeのMeme e Elesという、彼の初アルバムで、当時ブラジルの雑誌によく記事が載ってて、ジャケ写真を見て、気になってたんでした。しばらくしてアルバムを入手したら、DJ Memeとゆかりのあるアーティストや音楽性の近いアーティストとコラボした内容の、愉快なダンス&ポップスアルバム。これが、めちゃツボなアーティスト揃いだし、曲もダンス&ソウル系楽曲ばかりで、Lincoln Olivettiが参加してるわ、Jota Questはいるわ、Lulu Santosはいるわ…で、選曲も良いし、大好きなアルバムです。

 私はCD棚の一番左に、一番気に入ったアルバムや、重要な位置のアルバムを置いてるんですが、ソウル、MPBを置いてる一番上の棚の、一番左はルル・サントスのコーナー、その右がJota Quest、Jair Oliveira、Skank、Jorge Vercilo、各種のサンバホッキ&ソウル系…と並んでます。必ずしも好きな順番ではないけれど、その最左に置いたルル・サントスの、さらに隣り、つまりルル・サントスよりもさらに左側の、その棚の一番左=その棚の最重要なアルバムとして、DJ Memeの、このMeme e Elesを置いてます。色々とツボで、私の心の中で重要な位置を占めるアルバムで、その地位に君臨するアルバムです。

 

 DJ Memeのポップシーンでのプロデュース業は、そのルル・サントスやGabriel o Pensador、Kid Abeha、Claudinho &Buchechaなどを手掛けてて、ミリオンセラーを多数輩出。クラブのDJ系出身なんだけど、日本でも、Mondo GrossoとかのクラブDJが同じ時期にJ-popのプロデュースしてヒット出してたのと、少し似てるかな…?。

 

一応、ポルトガル語のwikiがあります。

 

 

 

 で、某所でMemeのニューアルバムが出たと目にして、小躍りしてたんですが、うっかり聞かないまま過ごしてて、昨日、DJ Memeのインスタを見て、思い出して、ネットで聞いたらーー良いですねえ~!。ブラジルのアーティストのプロデュース業を2000年代後半に一段落させた後は、欧米のクラブでDJしたり、欧米のダンス系アーティストとコラボしたり、英語曲のハウス曲をリリースしたりしてて、それも恰好良かったけど、彼のポルトガル語の、しかも楽曲まで新規に作られた曲などでは、Meme E Eles以来のアルバムじゃないですか…。嬉しい…。Dudu Maroteが最近、シーンに戻って来たのと重なるように、DJ Memeもブラジル音楽シーンへ復帰してくれて、とても嬉しいです。オープニングなど、ジャジーな管楽器のアコースティックな音が生きた楽曲があったりして、前回の打ち込み中心のアルバムとは、また少し違った趣もあって、良いです。&お洒落だね~。洒落男、Memeらしい~。

 あと、同時期にMemeとDudu Maroteに関心を持っていて、共に、ソウル、ファンク系のアルバムを得意としたプロデューサーだったので、リオ・ジ・ジャネイロらしいDJ Memeと、サンパウロから出てきた、やはりサンパウロっぽいDudu Maroteと、対になってる感覚で、東のDudu Marote、西のDJ Memeと個人的に呼んました。顔というか、雰囲気もちょっと似てるんですよね、二人は。特に昔はよく似てた。

 

実は、今年3月にDudu Maroteのインスタに、何と、DJ Memeと一緒に写った写真が、アップされたんですよ。現代ブラジルのダンス音楽シーン、ポップミュージック界の双璧と言える2人。二人とも好きなので、超嬉しい。エレクトロニック系音楽家&DJとして有名なGui Borattoと3ショットです。右がGui Boratto。初めてMemeとDudu2ショットを見たんで、感激でした…。DJ Memeも同じ写真を投稿してた。

 

DJ Memeによる、同じ写真の投稿。「Levamos uns 25 anos para conseguir essa foto. DMG - Dudu, Meme & Guigui. Epic ! 」とMemeのコメントが。

 

 

 まだ全部聞いてないけど、↓この曲、わあ、Memeの真骨頂って感じで、超好き!。動画の解説によると、この曲のヴォーカリストは、あのFat family!のヴォーカリスト。Fat FamilyもDJ Memeがプロデュースしたアーティストで、私も大好き。よくぞ、このアルバムに参加して下さった…。これぞ、DJ Meme!、って感じ。

  素敵なヴィブラフォンのソロは誰が弾いてるんだろう?と思ったら、Salsoul Orchestraの創設者のVincent Montana Jrだそうで、96年にフィラデルフィアで録音した音源みたいです。Memeはハウス系のクリエーターとして活躍してるので、ロレッタ・ハロウェイは好きなはずと思ってたら、彼女のRemixも作ってたのもありました。当然、Memeの音には、ストリングス使いとかの、サルソウル的なエッセンスは、あちこちに散りばめられてるし。

 曲はMeme作で、Nelson Mottaが作詞したそう。動画の解説には、他にも、この曲のベースの元ネタなどが解説されてます。First Choiceや、McFadden e Whiteheadの曲がベースの元ネタ的な話と、O’Jays、テディ・ペンダグラス、パティ・ラベルなどがインスピレーション的な話が。

 動画のコメントにもありますが、この曲のヴォーカルは、やはりロレッタ・ハロウェイのRunawayを彷彿させて、そんな風に恰好良いです。忘れてたけど、あの曲も、ヴィブラフォンソロがありますね。

 

DJ Meme ft. Deise Cipriano & Vincent Montana,Jr. - Morena de Ipanema

 

蛇足ですが、ロレッタ・ハロウェイのRunawayの動画貼っておきましょう。今ふと気づいたけど、Runawayのアウトロの、ヴィブラフォンのソロのままフェードアウトしていく感じは、最近、思い出して聞き返してた、同時代の、Dr. Buzzard's Original Savannah BandのSunshowerのストリングスのまま、フェードアウトのアウトロと、どこか似てたり。

 

 

 

 あと、短いけど、この曲もすごく好き。Celso Fonsecaと言えば、日本のブラジル音楽ファンには、日本で国内盤が複数出てて、人気の高い、彼のボサノヴァアルバムが知名度が高くて、ボサノヴァ系のアーティスト的な認識が高いと思いますが、彼のプロデュース業の中で、ダンス系アルバムの仕事が、私は好きで、彼のプロデュースしたアルバムは、Daudeの2ndが一番好き(※ウィル・モワットとの共同プロデュース)。今だに大好きです。アフリカっぽいアレンジの、ぶっといビートの打ち込み曲とか、とにかく恰好いいー。あと、彼はエレキギターも超上手いので、お忘れなく…。で、前置きが長くなったけど、彼のソロアルバムも、好きなアルバムは、実はボサノヴァ系ではなく、Feriadoというダンス、ソウル系のアルバムなんですよねー。アレは良いですよ。もう一枚、彼はソウル系のアルバムだしてるそうで。

 

DJ Meme ft. Celso Fonseca - Fonseca Rhyme

 

ついでに、DJ Memeじゃないけど、そのDaudeの大好きな曲、Casa Caidaを貼っときますね。セルソはボサノヴァ以外に、ソウル、ダンス系も得意とするように、その辺り、やはりリオのアーティストっぽい。

 すごく好きなダンスチューンで、このアフリカポップ風のセルソ・フォンセカの流麗な早弾きエレキソロもとにかく素晴らしいので、ご堪能を…。2分20秒から。このソロのパートよりも、バッキングの方が超絶技巧だけど。全編でエレキのバッキング弾きまくってる。これが出た当時、Fernanda Abreuの似たスタンスのアルバムが話題になってたけど、私はDaudeの方が好きだったんですよね。今も大好きなアルバムと楽曲。何度聞いても飽きません。

 また話がズレるけど、このアフリカンポップで昔よく聞いたギターの超早弾きアルペジオ、日本ではあまり見ないけど、先日聞いたBloco do silva #2でも、すごく上手いギタリストが、こういう演奏を披露してて、すごく恰好良かったです。たまーにだけど、ブラジルでは見かけますね。この演奏は米国のポップスでは、見ない気がする…。やっぱアフリカっぽさが良いのかな?。

 

Casa Caiada || Daúde

 

 とか何とか言いましたが、そのFernanda Abreuの同時期に出たアルバム、Raio Xにも、Memeは参加してる。Fausto Fawcettが作った曲で、ロックっぽいダンスミュージック。関係無いけど、この曲でも、↑のDaudeの曲でも、Ramiro Musottoがパーカッションで参加してて、この頃のブラジル音楽界は、AxeからMPBまで、Ramiro Musottoが目まぐるしい程に活躍してた。

Fernanda Abreu - Kátia Flávia, a Godiva do Irajá (Videoclipe)

 

 

 ちょっと話がズレますが、近年の曲をチェックしてなかったんですが、世界的な需要が多いのか、最近のMemeの楽曲は、ボサノヴァ風の曲が増えてたみたいで、このアルバムでも、そういう曲が増えてる。ボサノヴァ調のダンスアルバムと言えば、Juliana Aquinoの「Discobossa」が好きで、何とディスコ名曲を、ボサノヴァ調にしたダンスアルバムで、名プロデューサーの旦那のTuta Aquinoのプロデュースも素晴らしくて、超恰好良いアルバムですがーーーそう言えば、そのアルバムにも、RemixでDJ Memeが参加してる。あの前後に、DJ Memeは色んなブラジルのソウルやMPBのアーティストの、Remixのボーナストラックとかで参加してた。↓この曲。

 

Juliana Aquino - Never Knew Love Like This Before (DJ Meme Club Mix)

 

 

 他に、ボサノヴァ系のダンスアルバムで良いアルバムと言えば、Bosacucanovaの黄色いジャケットのアルバムがあって、あれすごく好きなんだけど、あのアルバムで、可憐なボーカルを聞かせてた、クリス・デラーノが、このDJ Memeのアルバムに参加してます。この曲も、すごく良い。

 

DJ Meme ft. Cris Delanno - Estrelar (Music Video)

 

プロデュースした訳ではなく、アルバムのボーナストラックのRemix版を手掛けたといえば、Lusiana Melloの、この曲も好き。

Olha Pra Mim (Memê's Penthouse In Paris Mix)

 

 

 日本で、ブラジル音楽ファン以外のクラブ音楽好きなどにも知られてるMeme仕事は、Jorge Verciloのこのアルバムでしょう…。DJ Meme仕事の中でも、かなりスケールの大きな作品。MPBの人気アーティスト、Jorge Vercilo。元々Jorge Verciloのアルバムで、たまにボーナストラックのRemixをしてて、それも私は好きだったんだけど、その辺りから、アルバム全体の依頼になったのかな…?。Jorge VerciloはMPB系とはいえ、Djavanフォロワーでもあるので、AOR的な魅力、要素も大きいアーティストだから、2者の素敵な相互効果のマジックが生まれてます。ま、Jorge Verciloがダンスアルバム、というのはどうか?かもですが、ソウル系の要素も強いし、元はRemixを何度もMemeに頼んでたので、ダンス系楽曲も範疇内なのかも…。

 まんまマイケルの某楽曲のイントロにそっくり!な曲が有ったりしますが、にやりと笑えるので、パクリというより、オマージュに思えたりして、やはり恰好いー。

 

この曲、めっちゃ好きなんですよ。軽快な鍵盤のフレーズがたまらない~。爽やか。

Ultra-Leve Amor /Jorge Vercilo

 

Mandala

 

Joege Verciloの初めて買ったアルバムで、MemeのRemixのボーナストラックで、お!と思ったのが、こちらの曲。私が、初めて聞いたJorge Verciloの曲が、このQue nem Mareでした。当時、ネットラジオで、ブラジルで流行ってる曲をチェックしてたんですよ。流れた曲を、歌詞とか覚えて検索して(当時は、今ネットラジオで流れてる曲のタイトルは、今みたいに同時に表示されなかったので、曲とアーティストを探しあてるのに、苦労しましたで)、初めて聞く歌手や曲は覚えてた。当時、ブラジルというか、当時聞いてた、リオのネットラジオ98で流行ってましたね。

 聞き返してみると、このRemixは、彼のMPBのRemixの中でも、すごく恰好良い。昔流行った、女子好みのカワイイ系のハウスとか言うのがあったけど、そういうのが彼は上手い気がする。で、このミックスも、そんな感じの、すごくキャッチーなハウス物です。

Que nem Mare(Remix)

 

オフィシャルに、ボーナストラックでリリースした以外に、こういったRemixもありました。普段から、マメに何気なく、Remix版をMemeはネットなどでリリースしてるので(これは、どうやって公に出された音源か不明ですが…)、色んな楽曲のRemix版を、Memeは山のように作ってます。これ、恰好いーですね。はるか昔ですが、Myspeceで、Memeは自作のRemixや、新録の音源をこまめに発表してました。ちょうどハウスの有名レーベルからリリースしたり、海外でDJ活動してた頃です。Lioncoln Olivetti編曲のストリングス入りの曲とか、時に有ったりしてた。

Jorge Vercilo - Signo de ar (DJ Memê Weekend Mix).wmv

 

これも、Jorge Verciloのアルバムにボーナストラックで収録された曲。センス良いですよね。

JORGE VERCILO - contraste (REMIX)

 

 

Memeの名前を一躍広めた、Lulu Santosとのコラボ。こちらは、アルバムタイトルにもMemeの名前が出てる。アルバムEu e Meme,Meme e Euより。Tim Maiaのカバー。Memeとコラボのダンス曲とはいえ、ちょっとロックっぽいマッチョなアレンジ。ジャケットもキャッチーでカワイイよねー。

LULU SANTOS - o descobridor dos sete mares

 

これも好きなアルバム、久々のMemeとのコラボレーション、アルバムBugaluの楽曲。このアルバムも名盤です。

Já é - Lulu Santos

 

 

 これこれ、コレです。アルバム「Meme e Eles」。

ジャケットも素敵なお茶目な雰囲気で、何とも言えないので、ぜひ探してみてください。ネットよりも、できれば、フィジカルで手に入れて、中のブックレットとかも見て頂けたら…。

 華麗なストリングスは、Memeが大好きな、大尊敬してるLincoln Olivetti!。リオコネクションの1人、フェルナンダ・アブレウがボーカルで、カエターノの楽曲。歌詞も、リオの事を歌ってて、良いのです。MemeがLincoln Olivetti好きなのは、他にも仕事は沢山あるだろうけど、多分、彼もTim Maia仕事が絶対好きなはずで、で、DJ MemeもTim MaiaのRemixアルバムを作ってます。

 

MEMÊ E ELES - tempo de estio (com FERNANDA ABREU)

 

 Jota Questが、Meme e Elesで歌ってた曲。当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだったJota Questで、ダンス系だったので、彼らとMemeのコラボも生まれたんでしょうが、しかし、Jota QuestとMemeの組み合わせは、本当にうれしい…。近そうだけど、他に、何かのアルバムで、Jota Questの曲を少しRemixしたくらいで、これ以外に、彼らのコラボは無いんですよ、多分。Rio出身のアーティストだらけの中で(MemeはすごくRioらしいアーティストだと思います。Jorge Ben、Tim Maia、Lulu Santos…に連なる流れと言うか…)、ミナスの彼らがポツリと参加してた。

 イントロが少し欠けてるのが、残念なんですが…。Spotifyでも、DJ Memeのアルバム聞けるので、探してみて下さい。

JOTA QUEST - quero que vá tudo pro inferno

 

 DJ Memeのインスタを見たら、11月にこちらのMPB、少し前のブラジルポップスのRemix集を出したそうですよ。Spotifyで聞いてみた。1曲目は、ブラジルソウルクラシックスと言える、Ed MottaのDaqui Pro Meier。原曲に忠実な、ディスコチックなRemixになってます。ゴンザギーニャ、マリーナ・リマ、Rita Lee、パララマス…と、どこかロック系よりの選曲。パララマスとかマリーナ・リマとかは、Memeの世代にすごーく人気だったらしく、影響力が強くて、彼らの世代の選曲には、よく彼らの曲が出てきます。

 

 

 

 Claudinho e Buchechaのこのアルバム、ようやくSpotifyで聞けたけど、これのProdutorは分からないんだけど、気になって、彼らの各アルバムのクレジットを調べてみたら、二人のデビューアルバムから、Memeがプロデュースしてたんですね。で、二人のバックの演奏も、ルル・サントス組のDungaとかHiroshi Mizutaniなどが担当してて、なるほどーという感じです。一世を風靡したClaudinho e Buchechaは、ハウスとかではなくて、Funk系の緩いポップスで(ヤンキーが聞きそうな感じ。ま、コテコテのファンクより、ポップ系ですが)、

 このアルバム、マッチョなジャケ写に反して、ピコピコ可愛い系の打ち込みダンス音楽でした…。すごくポップなアルバム。もっと正統派ファンキを想像してたんですが、ま、Claudinho e Buchechaですからねー。

 

 ダンス物を中心に集めましたが、ルル・サントスと並行して、Vrao Vermelhoなどのロック系アーティストのプロデュースもしてるので、その辺りのロック音楽家との交流もあったんだと思います。あと、ルル・サントスのEu e Meme,Meme e Euでは、あのTim Maiaのアップテンポのカバー、O Descobridor dos Sete Maresでベースを弾いてたり、他の数曲でプログラDJだけど、楽器も弾けるみたいですね…。

正確かは不明だけど、こちらにアルバムのクレジットが。

 

Memeプロデュースの、E O Tchan。O Funk do Tchan。イントロが中々凶暴な感じ。エ・オ・チャンなのに、ファンキなんすー。しかも、クラウジーニョ&ブシェッシャと比べると、かなりの凶暴ファンキ。エ・オ・チャン、もしくはDJ Meme仕事として聞くと、違う感じがするけど、普通にファンキとして聞くと、なかなか恰好良い良作ファンキ。Kawasakiという曲があって、これは異色ファンキって感じで、なかなか面白いです。バイクブランドのKawasakiの事ですかね…?。歌詞は未確認です。

 

 

色々、無料の動画や音源を貼ったけど、ここに載せてる楽曲やアルバムは、素敵なアルバムが多いので、動画で終わらせずに、ぜひフィジカルやデータ等で、彼らのアルバムを買って下さいね。ここに載せてる楽曲は、どれも超オススメばかりです。