あいかわらず、地震保険制度が
どうあるべきかをよく考えてます。
だれを救う制度にすべきなのか?
答えはわかっているのですが、
そうするための方法論になると
行き詰ってしまいます。
その一つの理由は、
人間が必ずしも合理的に
行動するとは限らないから。
生存確率60%の治療と、
死亡確率40%の治療。
どっちを選びますか?
どっちも同じなのですが、
生存確率60%の治療を
選ぶ人が多いそうです。
「ある書類を提出しないと、
料金が1割高くなります。」
「ある書類を提出すると、
料金が1割安くなります。」
どっちも同じなのですが、
「書類を提出しないと料金が
高くなる」と表示した方が、
ペナルティをきらう心理から、
書類の提出率は高くなるそうです。
行動経済学の先生によれば、
地震などの確率が低い事象に
対応した事前行動となると、
なおのこと
「合理的に行動する個人」
を想定するのは危険だそうです。
危険というのは、あてがはずれる
可能性が高いということ。
「個人の合理性」をあてにして
地震保険制度を見直しても、必ずしも
うまくいくものではないということ
になります。
難しいなあ。。