ニュースによれば、日米の局長級安保協議を今月10日に開催
するそうです。
日米同盟の深化に向け、安全保障問題について幅広く議論する
みたいですが、中国を意識した新しい戦略目標の設定も念頭に
あるようです。
これをきっかけに尖閣諸島の日本の実効支配を確立してほしい
と心から願います。
そんなことをしたら、中国に刺激が強すぎると批判を受けそう
ですが、尖閣諸島については領土問題する存在しないという
のが日本の立場なのだから、気兼ねすることなく自衛隊を置く
などして実効支配を急ぐべきと思わずにはいられません。
もちろん、飯のタネである経済は非常に大事で、この世界的
不景気の中、中国に食べさせてもらっている苦しい状況は
認識していますが、それだからといって、度を超した傲慢さ
を見逃してもいい、というわけではないと思われます。
とにかく、北方領土の二の舞にはして欲しくないものです。
北方領土のときだって、とつぜん旧ソ連軍がやってきて、
島民(日本人)を追い出して、自分の国の領土にしてしまった
のですから、無人島の尖閣諸島だって、何が起きるか分から
ないのです。
北方領土については、そもそも領土の権利を主張する根拠には
ならないはずの「ヤルタ協定」をもって、ソ連は権利を主張
していました。
ところが今となってはもうロシア人が普通に生活しており、
そこにメドベージェフ大統領が訪問し、ホタテかなんか食べ
てる姿が全世界にニュースとして流れています。
実効支配が確立してしまっているので、日本が何を主張しよう
ともうどうしようもない状況です。
領有権に関して「実効支配」に勝るものはない、ということ
はこうした歴史的事実が証明しています。
1982年のフォークランド紛争のときの英国の行動をみても
明らかです。どさくさに紛れて実効支配を確立しようとした
アルゼンチンに対して、英国は断固たる軍事行動でその領土
を制圧しました。
実効支配を確立されてしまったら、どうにもならないことを
知っていたからです。
尖閣諸島で、どさくさに紛れて中国人が小屋を建てたら、
小屋を撤去して中国人を追い出すために、断固とした
軍事行動を日本は起こせるのでしょうか?
海上保安庁の船に体当たりしてきた中国人船長を、相手
国に気をつかって釈放するような国が、そんなことが
できるとは到底思いません。
中国大使を呼びつけて、厳重に抗議するとかいうのが
関の山でしょう。
であれば、多少の経済的な摩擦はあっても、今のうちに、
自衛隊のヘリポート基地かなんかをつくって隊員を常駐
させておくべきと思われます。
無人島でほったらかしにしてある間に、タフな中国人が
乗り込んできて、小屋でも建てられて生活を始められたら、
終わりです。
遅すぎるとも感じながら、ようやくスタートした日米の
局長級会議とそれに続く春の外相・防衛相級会議に期待
したいところです。
ちなみに、米側の代表であるキャンベル国務次官補は、
米民主党の知日派として知られていますが、もともとは
ロシアの専門家でホワイトハウスの末席にいたときに、
知日派の大御所、ジョセフ・ナイ(クリントン政権時代
のナイ・イニシアティブでも有名)によって引き上げら
れた人のようです。
最近読んだこんな本にも登場しています。
「日米同盟VS中国・北朝鮮」
今日の話は、だいぶこの本に影響されてるかも知れません。