タカラトミー、再成長起爆剤に 株最高値うかがう
タカラトミーが再成長へ、正念場を迎えている。
7月に発売した現代版ベーゴマ「ベイブレードX」は業績貢献が歴代で最大になる潜在力を秘め、その趨勢が来年にかけて見えるからだ。
子供だけでなく「大人」を前面に出した戦略を踏まえると、9月に付けた統合後の株価の最高値は通過点かもしれない。
「ベイブレードはスポーツへ」。
Xの専用サイトを開くと、大人ふたりがXで勝負する映像が流れ、こんなフレーズが出てくる。
ベイブレードは1999年に初代を発売し小学生中心に流行した。
子供向け玩具の代名詞だが、第4世代のXは大人の購買も支えだ。
「ベイブレード、、、したことないですが、面白そうですね。私が小学生の時にはコマ回しで勝負していました。コマの端に鉄がついているのが強かった」