年内に投資決定、資金調達の模索続く

 

バイオベンチャー、ユーグレナが進めるバイオ燃料の商業化が視野に入ってきた。

海外企業と共同でのプラント建設を2023年中に投資決定し、25年に完成させる計画だ。

航空燃料の脱炭素化などで需要を見込む。

旧東証マザーズに上場(現在はプライムに上場)して10年余り。

6割強にのぼる個人株主の期待に応えられるか。

体長約0.05ミリメートルの藻の一種「ミドリムシ」。

動物と植物の両方の性質を持ち、光合成により二酸化炭素(CO2)を吸収して酸素を吐き出す。

体内に蓄えた油分を抽出すればバイオ燃料の原料となるほか、ビタミンやミネラルなどの栄養素を含むため食品や化粧品の原料にも使われる。

 

「うまく進むといいですね、地球のために」