300社のデータ学習

 

監査法人トーマツは9月にも、人工知能(AI)を使って企業の財務情報を監査する取り組みを本格的に始める。

過去に誤りや不正があった企業の財務報告書を学ばせることで、監査先企業の不正リスクを探り当てる。

企業の不適切会計が増える中、AIを活用して効率的な監査をする動きが広がってきた。

トーマツが本格的に活用するのは、会計データの誤りや不正の可能性を自動的に検知するシステム。

過去に誤りや不正で訂正した約300社の財務報告書をAIが学び、監査先の財務データと比較して不正の可能性を分析する。

リスクが高い財務項目を把握しやすく監査業務の効率化につながるという。

 

「AIが不正を暴く、、、不正しちゃだめですよね」