プレゼントの買い方から仕事の意義を考える | openのブログ

プレゼントの買い方から仕事の意義を考える

師走も3週目に入り、クリスマスプレゼントを買う方も増えているのではないでしょうか。
プランタン銀座が女性を対象に調べたところ、期待するプレゼントの
平均価格は50,827円でした。(不況に入る前の調査ですが・・・)

さて、先日山田ズーニーさんの「伝わる・揺さぶる!文章を書く」という本を読みました。
非常に感銘を受ける本です。
書くと言うことが何を意味するのか、何をどのように書けばよいのかなど。
平易な文章ですが、非常に納得感のあるものでした。

本日は以上の背景も踏まえて、
一つの問いから文章を始めたいと思います。


Q:あなたはプレゼントを買う際、以下のどの方法でプレゼントを選びますか?

①自分があげたいものをあげる
②相手に、「何がほしい?」と聞くか、事前に趣味をよく調べ、相手がほしがっているものをあげる
③相手の欲しがっているものを踏まえながら、これまでの趣味にない、新しい引き出しを開けるようなものをあげる


私の答えから先に書かせて頂くと、これまで私は②でした。
理由は簡単です。①③は、相手に嫌われる可能性が高いと考えていました。
つまり、①は相手のほしいものでないので、相手が自分のことを考えていてくれていないと
思ってしまうのではないかと考えていました。
③も同様です。私は新しい引き出しを提案するリスクをとる勇気を中々持ちづらい人間なのです。


ことプレゼントに関することであれば、それでも良いのかもしれません。
外れはないからです。
しかし、私は考えを改める必要性を認識しました。

山田ズーニーさんは雑誌編集時代の経験を引き合いに、
著書の中で、こう指摘しています。(以下要約)
「その考え方は、やがて行き詰まりを覚えるだろう。
なぜなら相手は放っておいても、自分でそれを買ったかもしれない。」


非常に示唆に富んでいる文章であると思いました。
私もビール好きの先輩にビールをプレゼントしたことがあります。

しかし、それは最終的にその人の日常に埋没してしまうため、
私が買ったものかどうかという印象やイメージが薄い上に、

プレゼントが持つ本質的な「喜び・驚き・感動の提供」という価値がなくなってしまうのです。
したがって、自分が関わる必要性は低かったのではないかと思うのです。

ズーニーさんは、③を提案しています。
たとえば、モノトーンが好きな人に赤い服をプレゼントする。
そこに、「自分がかかわる意義」が発生するというのが理由です。
そこに満足が発生すれば、自分が関わった意味があるのです。


仕事について同じことがいえるのではないでしょうか。
仕事においてはある意味②を提案するのは当然の領域になります。
なぜなら、プレゼントと違い、ニーズを満たすことそのものがビジネスになっているケースもあるからです。


しかし、ニーズを踏まえた提案にさらに新しい引き出し(驚き、感動、喜び)を与えるような情報、企画、成果を
盛り込むことで、私は、お客さんに「自分が関わった意義」を価値として提供できます。


この本を通じて、③にチャレンジしていくことの重要性を認識しました。
改めて、自分の提供する情報や提案が喜びや感動に結びついているか考え直す必要を感じました。


これ以外にも非常に多くの示唆に富んだ文章が載っています。
非常にオススメです。
ぜひご一読を。