観光立国日本
実家に帰省をしました。 実はこの連休を利用して、友人と旅行に行こうと計画を立てていました。結果的に私の実家に遊びに行こうということになったのですが友人は急な仕事の依頼が入り、結局私一人の帰省という形になっていますが、旅行のプランを立てるのは楽しいものですね。
そういえば、小泉首相時代に観光を主要産業の一つとして育成していくという戦略がありました。
ということで、観光立国日本の現状は、そして今後はどうあるべきなのかアウトプットします。
まずは観光立国日本の基本戦略の確認です。一言で言うと「日本の新たな収益源の創出のために、観光業を育てよう」です。 この意見発表の背景として「産業競争力の全般的な低下に加え、地域社会・経済の疲弊」ということが挙げられます。 詳しくはこちら。
実際に観光者の状況はどうなのでしょうか。
現在海外から日本を訪れる訪日外国人旅行者数は835万人(2007年)です。
逆に日本から海外への観光での訪問者数は1,729万人(2007年)です。
外貨が減るばかりですね、せっかく輸出産業で稼いだ外貨が。。。
ここでちょっと寄り道です。外貨の重要性を再確認。
そんな中で観光業は重要な一つの外貨獲得チャネルにとなるでしょう。
今後の日本の観光に関する施策のあるべき姿はどのようなものでしょうか。
結論からいうと、より中期的にはヨーロッパ人向けの観光業を盛り上げるべきではないでしょうか。
具体的には、ヨーロッパ便の拡充などがよいのではないでしょうか。基軸通貨ドルの地位低下が続き、相対的にユーロの存在感が増していくでしょう。揺らぐ基軸通貨/1(その2止) 各国恐れる「ドル暴落」 詳細はこちら
しかし、麻生首相はドルを支える趣旨の発言をしており、明確な政策でユーロ外貨獲得の施策実施は難しいのではないでしょうか。
であれば、ユーロ外貨獲得施策の一つとして、ヨーロッパ人向けの観光インフラを整えていくことも一つの施策だと考えます。 長期的にはBricsを!という声も聞かれると思いますが、ある程度経済が成熟しない限り該当する国をマクロ的に考えた際に旅行にお金をかけないであろう前提で話すと、やはりターゲットはヨーロッパでしょう。
今回友人は非常に残念な思いをしているようですが、次回は彼の出身地である福岡に寄り、鹿児島の知覧へ行くプランを立てる予定です。 人生に、心許せる友の存在はやはり重要ですね。幸いなことに私は同性からの友情には恵まれておりますありがとうございます。