ハッピーターンを今日もおやつに食べました。なんとも言えないおいしさなんですよね。懐かしいような、ほのぼのした気分になる味です。でも、いつもこのターンという言葉が気になっていました。もうハッピーターンという名前事体が固有名詞だし、誰も何も言わないし、どうでもいいかな...と思い続けてきましたが、やっぱり気になって...。


調べてみると、ターンはやはり戻ってくると言う意味ですが、ハッピーが戻ってくるという命名には、発売当初の時代背景がありました。このお菓子が発売された1976年の頃、第一次オイルショックの余波で不景気だったため、みんなに幸福が戻ってくるように...の意味でつけられた名前なのだそうです。なんだかいい話だなと思いました。こんな温かい願いが込められていることが、一般にそれほど知られていないことがまた素晴らしいです。

 

オイルショックの頃、私はまだ小さかったですが、かすかに覚えています。母が、トイレットペーパーがなくなるかもしれないと言って、午前中にスーパーに買いに行きました。そして、午後にはもうスーパーはトイレットペーパーを求める主婦で長蛇の列だったと聞きました。その頃から、今までずーっとお店に並べられていることもすごいと思います。


それから、もう一つ。ハッピーターンの周りについているあの粉です。あの粉が独特の甘いようなおいしさを作っています。あの粉はハッピーパウダーと言う粉なのだそうです。お砂糖と塩にアミノ酸とタンパク質加水分解質から出来ているということで、意外にシンプルな成分です。でも、このハッピーパウダーの無いただのお煎餅とでは雲泥の差です。いつもいつも、「この味は何で出来ているのかな?」と考え、考えながらもう一つ食べていました。


あられやお煎餅などは最近若い人に今一つ人気がありませんが、このハッピーターンは形も可愛いし、甘くておいしいので支持されていくと思います。それから、やはりネーミングには熱い思いが込められていることも大事ですね。