C60M1-I仕入れた。 | outjustice system

C60M1-I仕入れた。

さて。


勢いのようなものでC60M1-Iを仕入れました。


ファイルサーバー用途がメインですが、N3700でのDVD再生が不安定なので、動画系をC60M1-Iにシフトさせてみます。


で、今のところH61MU-S01を鍵盤用に運用する目論見となりました。


理由ですが、ITXのMBの在庫である程度の拡張性を持つものが余り無いのと、H61MU-S01に存在する6ポートのUSBポートが使えると感じたからです。


サウンド出力の部分だけ気を遣えば何とかなりそうかなって。


あとはフィジコンの問題だけ解決させれば、と言った感じです。




C60M1-Iを中心としたPC群の構成が大きくまとまってきたので、本格的にケースの設計に入りました。


ケースのセクションは以下の様子。


☆MB部屋5個

☆電源部屋1個

☆ストレージ部屋1個

☆吸気部屋1個

☆排気部屋1個

☆配線部屋1個


肝となるのは配線部屋。


配線部屋は基本的にエアフローへの配慮です。


配線部屋内部でも更に電源ライン部屋と信号ライン部屋の2つに分かれます。


特に電源ライン部屋は放熱処理の対象にもなるため、設計は複雑になります。


ストレージ部屋の熱源の肝はHDDです。


HDDは各MBに対して1個は個別に持たせますが、ファイルはC60M1-I所轄となります。


C60M1-Iで管理するストレージはHDD5個、各々のMBに1個ずつで、合計10のHDDを1箇所に集める訳で、更に電源に関してはそれぞれの所轄で分離させる必要性があるため、回路面でも複雑になります。


ストレージ用に電源を用意する予定ではありますが、各ストレージ所轄のMBの電源と同期して電源供給を管理しなければなりません。


この実現にはリレーによる電源の制御回路が必要不可欠です。


ストレージ用電源は基本的にC60M1-Iと同期していますが、各ストレージの電源は各MBの電源状態から情報を得て電源管理をしなきゃいけません。


ここでとっても有効になってくるのが、配線部屋のためのある工夫です。


配線部屋へのケーブルのアクセスは、MBの各コネクタから極めて短いケーブルで繋がる基板経由で行われます。


この基板のうち、ATX24pinの電源ラインから任意の5V端子を摘出してフォトカプラに入れ、MBへの電源投入を検出してリレー駆動回路を動かします。


リレー駆動回路はストレージ用電源からの電源供給で動かします。


ストレージ用電源はつまり、システムの基本的な電源ともなる訳で、絶対に容易に落ちてはならない電源ってことになります。


ちなみに、メインの信号線であるSATAも、基板経由で配線部屋へと参ります。


とっても短いSATAケーブルの自作も当然必須となる訳です。




全体の運用までに作成したり考察しないとならない事柄が大変多いので、それぞれに対して考える姿勢が大幅に必要になってきました。


いよいよって感じです。