子供たちとドラえもんの話をしていたときのこと。

のび太は昔の方がひどいいじめられかただったということから話が広がって、「ママのころもひどかったよ~」と。

私は小学校高学年(5年生)ぐらいからいじめられました。
今でもフラッシュバックするほど辛い思い出です。

小学生のときは「ネクラ菌がうつる!」といってみんなから避けられました。

中学生のときは、画鋲が机の下や上履きの中に入っていたり、上履きや教科書を捨てられたり、バレーボールでわざとみんなからボールを投げつけられたり。

ある時は私の机だけ隅のほうへ置かれ、机の上に造花の入った花瓶が置かれていました。(後で知ったのですが、亡くなった生徒にするものだったのですね)

いろいろされましたが、一番辛かったのは、何かをされたことよりも、まるで透明人間になったかのように、クラスの人たち全員に無視されたことでした。
本当に消えていなくなってしまいたかった。。。

そんな小さいことで悩むなんて大袈裟だと思う人もいるかもしれませんが、友人すらいない当時の私は、本当に悲しくて、母に相談しても
「あんたに魅力がないからダメなんよ。笑顔もないし、うつむいてばっかりだからいじめられるんよ!」と。

今、親の立場になって、その時、本当は母も辛かったんだということは理解できます。
それ故に腹も立ったんだと。

けれど、いじめられているのに笑顔なんかできませんし、魅力がないからいじめられるなんて、そんな、あんまりだな~と。

ゆいたんは、私がいじめられていたことを母から聞いたようです。
「今でも、ママに笑顔がなかったからいじめられたって、おばあちゃんがいっとったよ。」と。

「いじめられてるのに、笑顔なんかできんよね。ママ、かわいそう。辛かったね。」

今までずっと救われずにいた辛い過去の私が、この瞬間、自分の娘の言葉で救われました。

私の人生は決していつも穏やかに過ぎるということはなく、いろいろなことが起こりますが、当時のことを思うと、なんて笑顔が増えたんだろうと。

これも家族を含め、周りの人のお蔭ですねラブラブ