娘のゆいたんはもうすぐ5歳の年中さん。
たっくんほどではないけど、やっぱり兄妹、性質がよく似ています。

共通するのは落ち着きがなく(多動)、こだわりが強いこと。
自分の欲求が満たされないとき(自分の中のこだわりや計画が覆されたとき)激しく暴れること。

たっくんは知的な遅れがあり、読み書き・計算がとても困難。
なかなか指示に従えません。
でもゆいたんは、年齢相応の発達です。
先生のいうこともちゃんと聞けます。

だから3歳児健診でもひっかからなかったし、保育所の先生にも何もいわれませんでした。

でも、実際は大変です。

外出するとたっくんと同じように飛び出してどこかへ行ってしまうし、片付けがなかなかできません。
あまのじゃくなので、そこを考えないと空回りします。
たっくんと同じく遠慮なく、やんちゃなので、よく「親のしつけができていない」といわれます。

性格上のものもあるけど、毎日の生活が大変なので、たっくんが通っていた療育センターを受診しました。
知的な遅れはなく軽度だけど、ゆいたんも「広汎性発達障害」と診断されました。
やはりたっくんと同じように配慮が必要です。
ただ、今は自宅以外ではなんとか指示に従えるので、療育の必要はないようです。
言葉の発音がまだうまく発達できておらず、いわゆる「赤ちゃん言葉」だけど、成長とともに変化するので、様子を見ることになりました。

「は~、つかれた~」とため息のゆいたん。
「じゃあ、ママとランチに行こうか~!!」
「うん!!」と急に元気になるゆいたん。
ランチの意味はわからないけど、たっくん抜きでママと二人でいることがとても嬉しかったみたいです。

ランチはマクロビのお店。
大人用のランチを二人で分けました。
野菜が苦手なゆいたんがびっくりするくらいよく食べました!
ごま塩を少しかけた玄米ご飯もたくさん食べました。
にこにこのゆいたん。とってもおりこうさん!
周りの人たちに自分からすすんであいさつもできました。
たくさん褒めるとますます嬉しそうに喜ぶゆいたん。

「たまにはたっくん抜きでママとお出かけしようね~」
「うん、また行きたいな~!」

今までたっくんのことばかりでした。
でも、ゆいたんのことも同じように気にかける大切さに気づきました。

大変な毎日が少し変わってくるかもしれないと、明るい兆しが見えてきました。

怒ってばかりだけど、もっともっと子供たちを褒めることを意識して、私もがんばっていこうと思いました。