とぼとぼ歩く、たっくんと私

うつむいて、とぼとぼ歩いていた私。
今にも涙がこぼれそうになって、あわてて上を向いた。。。

朝、たっくんを小学校へ連れて行ってきました。

覚悟はしていました。わかっていました。
でも、つらくて、自分にもたっくんにも腹が立ちました。

歩いて5分の距離だけど、たっくんと20分かけて歩きました。

途中で、道にうずくまる、たっくん。
「行きたくない！！」と。

最初はやさしくなだめていましたが、交通量が多い道。そういうわけにはいきません。

ゆらゆら、とぼとぼと歩くたっくん。
うつむいて、2回ほど転びそうになりました。

比べてはいけないというのはわかっているし、障害があるから仕方ないとわかっているのに、
イライラしてしまいました。たっくんだって苦しいのに。
自己嫌悪。。。

とぼとぼと歩きながら、思いました。
あ～、たっくんと私、よく似ているな～と。

先週、知り合いのヨガの先生がケガされて、急遽私が代行をすることになりました。
市民講座8月までの20回のヨガ教室。
私は第2回目から担当することになりました。

ところが。。。

30人近く生徒さんがいらっしゃいましたが、多くの方をがっかりさせてしまったようでした。

たしかに私はとても緊張していました。
声もうまくでなかったし、パニックになって、何を言っているのかわからなくなるほど。

そんな私だったから、生徒さんたちは不安になったり、がっかりしたのでしょう。

鏡だな～。

たっくんと私。
生徒さんたちと私。

今日もとぼとぼと歩いていったたっくんと私。

またつまづいた。たっくんも私も。

でも今日は違っていた。

一緒に笑った。またつまづいちゃったねって。

何度も、何度もつまづくけど、昨日と今日は違っていた。

同じ日はないんだよね。
それに、つまづくことは悪いことではないんだよね。

つらいことはたくさんあるけど、なんとかなりそうな気がしてきた、今日一日の終わりでした。