女性支援センターの相談窓口からの電話は来ないものと私は落胆していましたが、2時間後くらいに電話がかかって来ました。

その時言われたのは、相手方を提訴することはできるけれど、当時の居住地の裁判所ではないと裁判は行えない、だから私の出生地の弁護士さんを紹介するので、まずお話をしてみてください。

とのことでした。

 

弁護士さんには概要を伝えてあるとのことだったので、あとは私が電話をすることだけで問題がないようでした。

そこで、指定された弁護士事務所に電話をしたら、事務員の方が電話口に出て、「先生は今、別件の対応中なので、折り返し電話をします」とのことだったので、私は電話を待ちました。

 

小一時間ほどで弁護士さんから電話が来ました。

「概要は相談窓口の方から聞いているけれど、もうちょっと詳細が分からないと困るので、時系列に基づいて思い出せる範囲で被害の状況を書面にして欲しい」とまず言われました。

それはできないことではないので、私は「郵送します」と言いました。

 

「裁判するとしますよね、私、相手方と顔を合わせるのがとてもいやなんですけれど」と、質問すると、「大丈夫です、あなたは別室で出廷することができます。直接相手方と顔を合わせることはありません」とのことでした。

 

さらに、「私、弁護士費用が払えるかどうか不安なんですけれど」と一番大事な質問をすると、「これは勝訴できる案件なので、弁護士費用は立て替え制度が利用できます。まず一度お会いしてその辺のお話もしましょう。私がそちらへ出張で行くことがあるので、その時に面談をしましょう、ちょっと今すぐと言うわけにはいきませんが」とのことでした。

 

これはたすかりました。

なにしろ飛行機で直行便でもフライト4時間かかる距離の移動なので、、そんなに簡単に移動できるわけではないので、出張のついでであろうが何であろうが弁護士さんに来ていただけるなら渡りに船です。

 

私は早速、買ったばかりのパソコンに向かって時系列に沿った資料の文書を作成し始めました。

次から次へと苦しい記憶が生々しく蘇り、簡単な作業ではありませんでしたが、思い出せる限りの体験をすべて正直に書いて弁護士さんに送りました。

 

あなたのお話もお聞かせください。

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