FFTクリアしましたね。

後味のよくない話でしたが、

あんたもうまくいかなかったんだねとディリータに思うと、

ちょっとだけ憂さが晴れるような内容でもありました。

 

ちなみにラスボスはレベルが99あれば問題ないです。

ブレイズガンを放つムスタディオが一番かっこよかったです。

 

ここからは完全私見でFFTを終わりから語ります。

 

 

※The Endのあと、

「クリアデータをセーブします」って出るんですが、

ないんだけどなクリアデータっていうものが。

何か起こるんですかね???

またスタートした時気づいたら追記します。

 

 

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イヴァリース国土の全権を、

傀儡政権を誕生させることで握ろうとしたクレバドス教会の

頭、教皇フューネラル。

 

彼と一緒にラーグ公とゴルターナ公という

二人の実力者をたきつけて、

(公爵の地位を持つ人にはバリンテン大公もいたんだけど、

 やはり軍を持たないと言うことで舞台役者としては矮小でした)

国を二分する獅子戦争を引き起こしたのは、

イヴァリース全土に伝わる

聖石を携えたゾディアックブレイブの伝説を

戦で疲弊した民の信頼を集めるために利用した、

新生・ゾディアックブレイブ、神殿騎士たちでした。

 

神殿騎士は聖石が持つルカヴィという怪物への変化を、

獅子亡き後の軍事力としても利用しようとしていましたが、

表には出ず裏舞台で暗躍しようとします。

 

彼らによって歴史上の表舞台に出されたのは、

ディリータという若者でした。

平民出身である彼は軍人として出世街道を駆け上り、

王女と出会い、

ついには国を平定する王となる。

それは実現します。

暗躍するものをすべて、ラムザが打ち倒したからです。

 

ディリータのためにではなく、

自分のためにでもなく、

妹アルマを救い、

人間すべてを利用するものを打ち砕くため、

ラムザは異形のものたちと戦い続けました。

 

「なぜだ」

「どうして」

それを人でないものに従おうとうする人々の言動に

繰り返して、止めてきたのも、

ラムザでした。

ディリータは誰の何も止めなかった。

むしろ煽った。

 

ディリータの功績は大きかったと思います。

新しい国が民を治めるのに非常に効果的に動きました。

長く語り継がれる英雄譚とゲーム中でも評されていますし、

彼のしたことは王女を守ったのであり、非道ではありません。

主要人物を非道へと走らせて、

その合間を転がされるはずだった王女と

縫うように自力で立って進み、

自分たちの潔白を作り上げた人です。

 

非道とはかけ離れたラムザは異端者の名を着せられ、

さらに闇の中に自ら飛び込みました。

 

でもディリータはラムザを野放しにし過ぎたし、

オヴェリアにはすべてを明かし過ぎました。

そこだけは軽率過ぎたように思うのです。

 

「ラムザ、お前は何を手に入れた? オレは…」

 

俺はすべてを手に入れたと言えなかったのは、

初めから現在まで家柄や身分や権力に、

過去や未来という目の前にないものに

心身が縛られるということを、

ラムザが理解しなかったからだと思うのです。

 

ミルウーダという妹の復讐のために魂を売った、

ウィーグラフを哀れだと言い切ったラムザ。

 

「どうして妹が殺されたからって君は戦争を起こせるんだ?」

ラムザがそう問う人物であることを恐れていて、

「オヴェリアのためだ」と言うことで、

ディリータはラムザという人間を回避し続けたのではないかと思うんです。

 

草笛のときから何も言わない親友同士でしたから、

ラムザはきっと何も言わなかったはずと思いますが。

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これが私が見たFFTという物語でした。

獅子戦争の位置づけや起こった理由は割愛しました。

 

最後の疑問はサブキャラとして仲間にしたクラウド…。

なぜあなただけレベル1で加入したんだい。

 

またFFTを遊ぶ日まで。

次回からPS「ヴァルキリープロファイル」をやっていきます。