新規加入のアグリアスとムスタディオを育成するため、

マンダリア平原でチョコボを乱獲しています。

 

その間にストーリーを考察してみようかと。

舞台となる国と領地に焦点を当てて、

登場人物の解説を並べてみます。

 

 

(5/8、人物名の修正と追記を加えました)

 

イヴァリース国の歴史

 

まず酒場の噂話「ゾディアックブレイブの伝説」に基づくと、

イヴァリースという物語の舞台である国は、

昔7つの小国に分かれていたことがわかります。

 

ゼルテニア、フォボハム、ライオネル、

ランベリー、ルザリア、ガリオンヌ、ミュロンドの7つです。

これらは自国の領土を広げようと争っていました。

 

ミュロンドの野心家がイヴァリース統一を目指して、

悪魔たちを召喚。それを封印したのが、

12人のゾディアックブレイブと呼ばれる者たちだよ、というのが、

「ゾディアックブレイブの伝説」です。

 

この現在イヴァリース国として統一された7つの領地には、

今、それぞれに領主がいます。

 

  • イヴァリース国(畏国)、王都ルザリア

まずイヴァリース国(畏国と略される)の国王は、今不在です。

オムドリア三世でしたが、病弱だったそうですでに亡くなられています。

 

王家はアトカーシャ家という血筋による世襲制のようで、

オムドリア三世とルーヴェリア王妃の間にオリナスという第三王子がいます。

それまでに第一王子と第二王子が生まれていましたが、死亡しています。

 

ヴォルマルフなる男が元老院?が病死に見せかけたという発言をしています)

 

当然オリナスが後を継ぐのかと思いきや、

オリナスが生まれる前に、オヴェリアという王女を養女として引き取っています。

 

オヴェリアはオムドリア三世の腹違いの兄妹だそうです。

つまりアトカーシャ家の血は引いているんですね。

ただオリナス誕生後はラーグ公に預けられています。

 

(本物のオヴェリアはすでに死亡しており、ルーヴェリア王妃をよく思わない、

元老院?が今のオヴェリアを作り出した、と発言があり、

オヴェリアが王位に就く=ルーヴェリア王妃を追い出す、という策らしいです。

ここがよくわからない)

 

ゴルターナ公摂政のオヴェリアと、

ラーグ公後見人のオリナスの、どっちが王位につくの? となり、

獅子戦争で勝ったもんがつくんだよ! という結果に。

もともと畏国はこの構図で戦争になりかねない国だったようです。

 

オヴェリアがゴルターナ公ではなく、

ラーグ公に預けられていたのは意図があるんですかね、

今わからないです。

 

なお「元老院」という言葉は一般に、歴史上の実質的な支配機関を指すようです。

騎士アグリアスはアトカーシャ家直属近衛騎士団の団員です。

 

またややこしいことに、ルーヴェリア王妃は、

後述するガリオンヌ領主、ラーグ公の実の妹です。

もともとラーグ公はアトカーシャ王家の分家なのです。

 

 

  • ゼルテニア


ゼルテニアの領主はゴルターナ公です。

ここもアトカーシャ家の分家らしいです。

南天騎士団を抱えており、団長はオルランドゥ伯です。

未登場ですが占星術士オーランという義理の息子がいます。

 

ラムザのいるガリオンヌ(領主ラーグ公)を舞台に話が進んできたので、

みんな急に出て来た印象です。

 

 

  • フォボハム

フォボハム領主はバリンテン大公といいます。

本編にはまだ出てきてないですね多分。

 

後に登場する天冥士マラーク天道士ラファが所属する、

カミュジャという暗殺集団を抱えている様子です。

 

 

  • ライオネル

 

ライオネルの領主はドラクロワ枢機卿です。

何かの目的で聖石を集めていたとされています。

不浄王キュクレインとなったのをchapter2の最後に倒しました。

「枢機卿」は宗教集団の中での敬称でしたね。

 

バート商会という悪徳業者を抱えており、

枢機卿のバックにはミュロンド・クレバドス教会があります。

 

機工士ムスタディオはライオネルの出身です。

 

 

  • ランベリー

 

ランベリーの領主はランベリー城城主のエルムドア侯爵です。

「侯爵」というのは爵位=世襲的身分を表す称号のひとつで、

公、侯、伯、子、男の順で偉いそうです。

 

(バリンテン大公、ラーグ公、ゴルターナ公

>エルムドア侯爵>オルランドゥ伯>子爵>男爵)

 

最初に躯旅団という民衆有志の義賊にさらわれる人です。

 

それを救おうとする剣士アルガスがここの近衛騎士団所属でしたね。

 

 

  • ガリオンヌ

 

ガリオンヌの領主は実の妹が王家に嫁いだラーグ公です。

ここもゼルテニア領主のゴルターナ公と同じく、王家の血を引いた分家です。

 

ラーグ公に仕えるダイスダーグ卿はベオルブ家の長兄です。

「卿(きょう?けい?)」というのは、相手を敬っている際に使う敬称です。

ラーグ公に仕える軍師で、敬われているらしいです。

 

ちなみに次兄ザルバックは北天騎士団の団長です。

 

末弟のラムザはここの王立アカデミーの士官候補生でスタートしました。

 

ラムザの下に妹アルマがいます。

 

chapter1の最後でラムザはこれらのすべての縁を切っています。

 

 

  • ミュロンド

ミュロンドについてはミュロンド・クレバドス教会が存在します。

一番偉い教皇はフューネラル四世といい、独自の自治権を持ってるそうです。

国王に匹敵する権力を持っているとか。

 

教会所属者は既出の人物として神学者シモンがあげられます。

オーボンヌ修道院の院長です。

オヴェリアが小一時間ほど祈ってるときにそばにいた人ですね。

 

彼はオヴェリアの父代わりの人物で、ラムザの妹アルマの師でもあります。

 

 

所属不明の者たち

 

ここまでで現在の所属が判明していない登場人物は、

「ヴォルマルフ」「ローファス」です。

躯騎士団団長の「ウィーグラフ」も勧誘されましたが。

ディリータ」はグリムス団長という人の跡を継いで、

(おそらくゼルテニア内の)黒羊騎士団団長になっています。

彼だけ俗世に身分がちゃんとあるようです。

 

 

chapter2 終わりに そしてchapter3へ

 

こんな世界で、すでに倒したガフガリオンが言っていた、

「ベオルブ家としての責任」とは、一体何なのでしょう?

自己都合で人を陥れるザルバックと決別したラムザは、

人を怪物へと変えた聖石を持って、何をどうするのでしょう?

 

このゲームのシナリオは分岐せず、エンディングはひとつです。

果たして…。続く→