苦しさも悲しみも

喜びも愛しさも


抑えきれない情熱も

憤った虚しさも

もどかしさも


すべて

君を好きになるための

材料だった

毎日がセピア色のまま

味気なく過ぎていく


まるでブラウン管の中みたいに

現実味のない世界で唯一


リアルだったのは

君だけだった


色づいていたのは、

君だけだった

私の唇はいつも

平気で君に嘘をつく


何気ない音を

吐き捨てて

いつだって君を困らせる


ねえ

こんな私を許して


吐き出した言葉に

真実を見抜いてみせてよ