エゾ ヤチネズミ | 冬物語

冬物語

ウィンター レポート

 曇。

 気温は、最低-20℃ ・ 最高-10℃。

 三日間連続で、最低気温が-20℃代。

 時折強風。


 今日のレッスンは無し。

 昨年の12月 7日以来、初の2連休。

 ピークが過ぎ、これからは少し余裕が。



 この前、ゲレンデのど真ん中に黒い物体が有り、石だと思い

取り除こうとしたら・・・


冬物語-エゾヤチネズミ 02















 エゾ ヤチネズミでした。


 体長 90~140 ㎜、尾長 35~55 ㎜の小さなネズミ。

 北海道に分布し、林や草原など到る所に生息。 

 春から秋にかけて出産し、一回の産仔数は 5~6 頭。


 エゾシカとともに主要な農林業の害獣。

 冬の食料は樹皮で、1日で 22~48 平方センチメートルの樹皮

をかじるとも。

 樹皮部分をグルリと食べられてしまうと、栄養分や水が運ばれる

維菅束 (師管、道管など) が破壊され樹木は死んでしまいます。


 北海道有林の代表的樹種の ”カラマツ” はネズミに特に弱く、

対策には頭を抱えていて、大きな問題の一つにも。


冬物語-エゾヤチネズミ 03

 














 また、北海道特有の 「エキノコックス症」 という、寄生虫が主に

肝臓に寄生しておこる病気の温床にも。


 野生生物を見かけても、安易に素手で触れる事は無い様に。



 明日から、二日間だけ遠征。

 早く帰れれば、8日に更新します。



  岐阜県・長良川ラフティング

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