先日夢を見ました。

僕の実家で家族の誰かが亡くなったようです。誰かはわかりませんが、重苦しい雰囲気で家族と葬儀の話をしています。そこに、一人の子供が現れました。その子はとっくの昔に亡くなった子で、亡くなっているというのは(夢の中では)わかっていました。こんなところに現れてどうしたのだろう? と思っていると、その子曰く「死んだ後ってそれほど嫌なものではないよ」と。

こんな内容。なんか変な夢で、少々不気味な感じがします。

 

 

昔、テレビで芸能人の誰かが何十年ぶりに昔住んでいた家をさがしてみるというのがありました。それが都会で景色もすっかり変わって、家そのものも近所も別の建物になったりして、「多分、この辺りだと思う」みたいな感じで、懐かしさと寂しさを感じるというものでした。

 

自分が生まれ育った家がなくなるのは悲しいことですが、その場所が活気があればまだ「まし」と思います。僕の実家のように残ってはいるものの廃墟化して、村そのものも寂れ果て・・・こんなのを見ると、心のどこかでショックを受け、あんな夢を見ることにもなるでしょう。

 

 

故郷の訪問・・・そう、GWのツーリングで故郷を本当に久しぶりに訪れてみたくなりました。でもこれって僕の今までの人生の後悔を反映しての誘導だったのかもしれません。

 

故郷では小中学校や高校を見て、その通学路を通り、遠足で何度か行った山、初デートの場所、よく遊びに行っていた海などに行ってみました。そして、もしかしたらそこで昔通りの景色を見たら、その景色に自分が吸い込まれて昔の景色と同化していき、昔の自分に戻る・・・そんなのはあり得ないことですが、それを心のどこかで願う気持ち、確かにありました。何かが起こるのでは? なんてね。

確かに昔と変わらないところもありました。でもそれを見て何も起こりません。

 

僕の人生は、はっきり言ってやり直したいですね(笑)。失敗だったといえます。そして、故郷の訪問で実家の廃墟ぶりをみて、さらに心は重くなったみたいです。

と、今日は思い切りネガティブな独り言です。