しかも徳島の土成日帰りという強行スケジュール。 一日五時間はハンドルを握っている。肩こりが...
そんななか、バイト見習いのヤングマン、龍！ 若干17歳。高校進学より働くことを選択した男である。
朝、待ち合わせの場所に向かうと、そこに妙なヘアスタイルのヤツがいる。
うんっ？ と、目を凝らすと龍だ。
燕尾服のような襟足！ 昭和のヤンキーさながらのシルエット！
いったい龍に何が起こったのか？
ちなみに龍は、ヤンキーでもなんでもなく、素直でおとなしいヤツである。
聞くと、巷で乱立してる千円散髪の門を叩き、ただ一言「カッコいい髪型にしてください。」と注文したらしい。
店を出る頃には、このウルフヘアが完成したという訳だ。
とってもナウい頭になった龍は、あまり気にしてなく、それどころか気に入ってる気配すらただよわせている。
龍も見習いといえど立派な社会人！ しかも職人の世界、いちいち髪型なんかに意見した事などない僕だが、今回は黙ってられない。
このウルフヘアでニコニコしている龍が、不憫でならない。
今度の休みに、燕尾服の裾を切るようにお願いした。
素直な龍は、「わかりましたっ！」と元気よく返事していた。ほんとに理解したのか？
休み明け、龍のヘアスタイルに注目である。
Android携帯からの投稿