「ケーンヂくーん」

「あーそびーましょ」








この言葉に「ピン」ときた方。

30日は一緒に楽しもうな、ふふふw









連載当初より評価の高かった『20世紀少年』。

映画化が決まって以来、認知度もだいぶ高まったように感じます。








思えば、この作品との出会いは7年前。

当時現役受験生だった俺は、自身のセンターの低さに恐れをなしてまして(苦笑)、

「東大→東北大」に鞍替えをしました(そういや『不合格体験記』で触れましたなw)

その二次試験にて、仙台に向かう新幹線の道すがら。

何か暇つぶしにと、車内でたまたま売っていたビックコミックスピリッツを買いました。




そこで、独特の雰囲気を放っていたのが、この『20世紀少年』。

緻密かつ丁寧な絵柄もさることながら、

無性に「次のページを見たい」という衝動にかられる展開。

言うまでもなく、たまたま買った雑誌なので前後関係は全く分からないのに、なかなかどうして。

作者による作品構成の妙なのでしょうね。





浪人時代が幕を開ける頃から、徐々にコミック購入を開始。

一度ハマッてしまうと「中毒性」はすさまじく、

2週間足らずで当時の最新巻までを揃えました(苦笑)










そして大学に入って。

俺が所属していたサークルでは、幸運にも(?)この本の読者が多くてですな。

学祭直前の準備中に




「ちょっと貸して」

「あとで私にも見して~」

「読み終わったら、こっちにも回してくれ」




こんな風に次から次へと連鎖反応を呼んで。

時には『真・ともだち』の正体を予想しあったりもしたっけな(クスクスw)

ちなみに、ウチらの通説だった「ドンキー説」は見事に粉砕されたわけですがw













さて、再び本の内容に戻って。

本のサブタイトルには『本格科学冒険漫画』と書かれていますが、

この物語、実にカテゴライズが難しい。

切り口によってはミステリーであり、サスペンスであり、アドベンチャーでもあり。

しかし、何といってもこれは『人間のドラマ』に尽きるのではないかと。




単一に等しく流れる時間の中で、

いわゆる「主役」以外の登場人物にもドラマがある。

オムニバスのように羅列された「それ」が、

ストーリーを追うにつれて結合していって、最後に一つの「うねり」となる。

そういう、人間の力強さがまず一つ。




そしてもう一つが人間の脆さ。

これは、先に述べた「力強さ」とまさに表裏一体。

作中における、とある人物が言った印象的なフレーズ。




「なんでもいいんだよ。」

「彼らは、なんでもいいから信じたいものがほしいんだよ。」




一人で生まれて、一人で死んでいけるほど、人間は強くはない。

その生まれもっての弱さが、時に救いや拠り所を求める「飢え」になって、

「ともだち」の「ともだち」は、無限に増殖を続ける。

たとえそれが、「ニセモノ」であったとしてもね。













このような緻密「すぎる」ほどの人間描写や伏線設定がたたって、

最終巻で明らかになる「ともだち」の正体は、読者間でも物議を醸し出しました。

たぶん、まとめ方がちょっとズルいってことなんでしょう(苦笑)

かくいう俺も、最初のリアクションは「・・・はい?」でしたw





しかし、何度か読み返してみると、ああいう落とし方も結構的確だったんじゃないかなーと。

「自分を必要としない、この世界に対する復讐」

これこそが「ともだち」の目的なわけだけど、

「○○○○」が演じていた一人目の「ともだち」からは、説得力に欠ける部分がある。

対して、もう一人の「ともだち」に存在するのは強烈な憎悪。




学生時代、イジメられて、同級生の罪をかぶせられ、

挙句の果てには、学生の記憶からも忘れられてしまった彼。

「ともだち」に化けるまでの間、彼は教室の机でいつも思っていたのではないでしょうか。

ただ純粋に、「友達が欲しい」と。












さてさて。

熱くなりすぎてトンチンカンな事を書き出す前に、話を映画に移しましょう。

いやー、映画化決定の報せを聞いたときは思ったもんだよ。

どうか、どうか後になって「黒歴史」とか言われないようにってw




映像化してコケてしまった作品はそれこそ多々あるし、

なにしろケンヂ役の唐沢寿明さんが言ってたように、

「この作品、そもそも映像化出来るのか?」という素朴な疑問もあったし。





しかし、先月「豪華出演陣」の触れ込みのもと発表されたキャストを見て、思わず一言。

何だ、このドンピシャな布陣は・・・w






ケンヂ: 唐沢寿明

オッチョ: 豊川悦司

ユキジ: 常盤貴子

ヨシツネ: 香川照之

マルオ: 石塚英彦

モンちゃん: 宇梶剛士

フクベエ: 佐々木蔵之介

ケロヨン: 宮迫博之

ヤン坊&マー坊; 佐野史郎

キリコ: 黒木瞳

ヤマネ: 小日向文世

万丈目: 石橋蓮司



チョーさん: 竜雷太

蝶野: 藤木直人

角田: 森山未來(←w)

ピエール: 竹中直人(←ww)




「制作費的に無理だろうけど、この人にやってもらいたいなー」

そう思ってた方々がズバリです!

個人的にケンヂは岸谷五朗さん辺りを予想してたんだけど、

まさか大好きな唐沢さんがやってくれるとは(うわぁぁん!泣)








今夏から来春にかけて、

『全3部作 & 制作費60億円』

というスケールで公開される『20世紀少年』。

・・・こりゃもう観に行くしかねぇw










さて、あとは脚本だけども。

これはもう観ないことにはなんとも言えんで。

くれぐれも黒歴史になるy(自主規制w)




実は、↑に挙げた配役の中に、

原作版の「ともだち」が一人混ざっています。

しかし、完成披露記者会見にて原作者の浦沢直樹さん曰く




「映画版のともだちは、原作とは別解釈」




だそうなので、原作を読破した人でも新鮮な気持ちで観覧出来そうですね♪

どうかくれぐれも黒r(いい加減しつこいw)










最後に、30日の公開初日を前に、ワタクシの気合をパシャッと押さえて。





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ではでは、映画をご覧になる方も、そうでない方も。

30日は地味~に要チェックですぜ、ふふふw