7月も、もう半ば。
法科大学院に入って約3ヵ月。
いよいよ最初の関門が迫ってまいりました。
『前期科目・論述式試験期間』
具体的には、前期配当科目である憲法(統治)・民法・刑法・民訴・刑訴、
この5科目の論述式試験が、7月の第4週からスタートします。
半免ロー生として「ここはぜひともA判を量産します!」と言いたいところではあるけれど、
正直なところ、「皆と戦々恐々しております」というのが現状です・・・
ローの教授陣も、法務省のつけてくる「難癖」に頭を悩ませながら、
カリキュラムやOA、教授ゼミといった時間枠をフル活用して徹底指導してきただけに、
「3ヶ月じゃ無理だってば;」という院生の抗弁は許さんよ、というスタイルで出題してきます。
当然、上記のうちの数科目には、新司法試験「並」の出題をしてくる科目も・・・。
上級生から流れてきた過去問を見ても、たとえば、
『(民法 + 商法 + 会社法 + 民事訴訟法 → 民事系)というような複合問題ではない』
という点を除けば、出題レベルはまさに新試そのもの。
新試が旧試と異なる点は、「論点」の分量が低下した代わりに「着眼点」の比重が増したこと。
一つの問題において、論点や判例・学説の対立を網羅する必要性はほとんど無くなりましたが、
一方で、事案の膨大な情報量から「問題点はここ」と抽出できる能力を見ている。
こういう「着眼点」、つまり、
変にゴチャゴチャ難しくせず、当たり前のことを当たり前に抜き出す能力。
これらは一朝一夕に身につくもんじゃありません。
予備校で論点を徹底的にしごかれた俺なんかは特に(苦笑)
そして、問題点を抽出できたところで、それらを法的に文章に落とせなければ意味がない。
となると、旧試で最大限に問われていた「知識量」が必要になってくるのも当然の事実。
「着眼点」と「知識量」。
ただ漠然とインプットを繰り返すだけでは、点に繋がらない。
しかし同時に、インプットも行わなければならない。
こういう悩ましすぎる問題に、現在ウチら仲間内は悪戦苦闘しているところです。
というより、時期的に全国のロー生が今そういう状態だと思います(苦笑)
ちなみに、研究室で処理しきれなかった、ここ数日の持ち帰り課題の「山」。


ふふふふふ・・・(苦笑)
それでも、院生仲間で
『よし、○法の定義集を作ってみた』
『レジュメの設例を再検討して、皆で議論してみようよ』
『判例潰しは、こんなもんでいいか』
『私、お腹空いた~!』(w)
『こういう場合、実体法上Xの主張としては・・・』
こんな会話がどこからともなく出てきて、気が付いたら22時くらいになっていて、
でもって気が付いたら前期試験まで2週間を切っていて。
なのに、ちょっと相反するような感情かもしれませんが、
こんなことを繰り返す度に『勉強が楽しい』という感覚をよく覚えます。
ハイレベルな環境、徹底的に付き合ってくれる教授、
バリエーション豊富で、かつ志を同じくする仲間。
それらに囲まれながら日々うんうん頭を悩ませ、また頭を悩ませ。
挑戦精神を掻き立てられるというか、とにかく学ぶことが刺激的で『楽しい』。
大学の4年間ですら経験できなかったこの感覚に新鮮さを覚えながらも、
「よし、明日こそは潰してやるw」というやる気が出てきます。
・・・不思議よね(苦笑)
さて、その論述式試験ですが。
万が一落っことしたとしても、ただ単に翌年「再履」になるだけ(これは大学と一緒)
ただし、ローのカリキュラムは実に巧妙に出来ています。
「一年次で○法を習得できないと、二年次の○法演習が履修できない」
「二年次の○法演習が習得できないと、三年次の○○系演習が履修できない」
このように基本六法+行政法が、上級年次の発展科目の履修要件と事細かにリンクしています。
つまり・・・
一年次で一つでも再履食らうと、その時点で『ダブる』可能性が生じる。
・・・恐ろしいことです(苦笑)
ともあれ、泣いても笑っても残すところあと10日余り。
論述式試験では「ボールペンまたは万年筆のみ使用可」ですが、俺は愛用している万年筆で。
残りの時間で皆とあがくだけあがきながら、
当日、「相棒」が解答用紙上で気持ちよく筆を走らせてくれることを祈って。
でもって、
別のローで同じく悪戦苦闘しているお嬢様と、8月に美味いビールが飲めることを見据えつつw
さ、行こーか♪ (by 仙道彰)
<お知らせ> 暇があれば皆様のブログに『ミスター読み逃げ』として参上するかもしれませんが、 今日より約一ヵ月間、試験集中のためブログの更新は凍結します。 とはいえ、コメント等は「遠慮せずに」どうぞw ・・・皆様の温かいコメントが、ブロガーとしての俺のガソリンになりますw 帰ってくるのは一ヵ月後か、もうちょっと先か、それはまだ分かりませんが、 少なくとも去年の「半年放置」のような真似は致しませんので(苦笑) それまで、しばしのお別れですね♪ これからますます暑くなってきますが、 皆様もどうか身体壊さずに、楽しい夏を過ごさなきゃダメよん♪